●孫正義が語るAXの最前線2026
フェイスブックを見ていたら、オンデマンド配信中のSoftBank World 2026「孫正義が語るAXの最前線」の記事を見つけて、どんな内容なのか興味を持ち早速、視聴しました。
AXとは「AIトランスフォーメーション」の略で、“AIを活用して企業の業務プロセスやビジネスモデル、組織文化を根本的に変革する取り組み”とのこと。DXがデジタル技術による業務効率化やデータ活用の基盤構築を目的とするのに対し、AXはAIによる自律的最適化と組織進化を目指します。DXが人の手による変革であるのに対し、AXはAIと人が協働し、意思決定や業務プロセスを高度化します。イメージ的には分かるのですが、なにせ夢物語のような内容で孫さんは2040年の社会をここまでリアルに描いているのかと驚きました。
ここで「AIの進化」について、解りやすい資料を見つけたので、先ず紹介します。
特化型AI(従来のAI)➩生成AI(現在主流のAI)➩AGI(汎用人工知能)➩ASI(人口超知能)と進化していく中で、現在はASIの入口にあると思います。
全体内容は非常に密度が濃くて紹介しきれないので概要だけ示すので、興味を持った方は下記URLの動画(約1時間)を観ていただければと思います。 
https://group.softbank/news/webcast/20260901
話の概要は以下のとおりです。
*経営者にとって最も大切なのは「ビジョンと戦略」で、『ビジョンは「期限」と「数字」で語る』ことが大切である。
*AI革命が始まって数年が経ったので、節目2040年のAIの世界について、数字を持ってコメントをする。
*2040年、ASI(超知能)経済の規模は、世界のGDPの約20%(年間売上7,000兆円で利益率50%)と大きな存在感を持つようになる。
*AIエージェントはどのくらいの数に広がるか。私は100兆個クラスの規模なり、24時間休まず動き、しかもエージェント同士がコミュニケートする時代へ。そしてインテリジェンスのやり取り度合いが、人間中心の世界からエージェント中心の世界になる。
*ヒューマノイドが10億体生まれ、自らの判断で物理世界に動いていき、アクションを起こす。24時間働くので、人間に直すと30億人相当、しかも効率がいいので100億人相当の仕事ができる。

人類の進化のスピードもどんどん加速している。「人類史400万年の5大進化」「文明史5000年の10大進化」そして「今後100年の10大進化」が想定される。
*人類史400万年の5大進化 :2足歩行(400万年前)➩石器(300万年前)➩火(100万年前)➩農耕(1万年前)➩文字・都市(5000年前)
*人類文明史5000年の10大進化 :国家・法・貨幣➩哲学・数学・論理➩紙と書物の普及➩印刷革命➩産業革命➩電気・通信革命➩コンピュータ➩インターネット➩AI
*今後100年の10大進化(孫氏イメージ) :ASIエージェント➩ロボット労働力➩自動運転・物流➩ASI科学者➩遺伝子医療➩長寿・再生医療➩超低コスト電力➩量子・新材料➩地球環境の再設計➩宇宙インフラ

2040年までには「AIの自己増殖(AGI)」「AIの自己進化(ASI)」するような時代になり、「100兆規模のAIエージェント(ASI)」「10億体のヒューマノイド」が働いたりしていると予測する。その時代には「quetta(10³⁰)」が象徴する圧倒的な計算能力が必要となり、AIと共存する「スーパーヒューマン(超人類)」という未来像が待ち受けているとのこと。ASIが社会の進化を加速しており、2040年にはASIを道具として活用するスーパーヒューマン(超身体&超知性)が出現する。(人間がAI分身・超学習・集合知ネットワークを有したAIエージェント化する)。

2040年には、現在の経営指標ROA(Return on Assets/総資産利益率)ではなく、AI Native企業における経営指標はROA(Return on AI)になっていく。
いつの時代においても、CEOの役割は「ビジョンと戦略の提示」そして「期限と数値目標の設定」だと思っているし、私はそれを常にやってきた。経営者はトップを目指せ!
今から15年後の2040年に、どういう社会になっているのか気にはなりますが、その時私は既にあの世にいると思いますので・・・