人生百年時代の歩き方
昨年8月20日に80歳を迎えたことで一つの区切りを感じて、年末までかけて「人生80年の社会経験を振り返って」というシートをつくり、今からの人生をどう生きるかについて、このところいろいろ考えてきました。その後に、新連携PM仲間だった杉岡さんからのメールで「四住期」という言葉を知り、四住期という切り口で見直して、今後の人生のあり方について試行錯誤しながら楽しんできました。現段階で「四住期」を自分ナイズして要約したものは以下のとおりで、私は非常に気に入った表現になっています。
1. 学生期(~25歳) ➩知識を蓄える時期(人格の基礎を形成する)
2. 家住期(~50歳) ➩社会を支える時期(社会的役割を果たす)
3. 林住期(~75歳) ➩智慧を深める時期(内面を深める=自分ナイズ化) 4. 遊行期(75歳~) ➩自由に生きる時期(気が向くままに) 私は現在「遊行期」を生きていることになりますが、私の方は、まだ第3の“林住期(智慧を深める)”段階にいるように感じながらも、次世代へのバトンタッチのタイミングにあると思っています。
「四住期」に関する書籍の中で、ふと思い出したのが五木寛之の「林住期」(幻冬舎:2007年初版)でした。「林住期」は『「50歳から75歳までの25年間こそ、人生のクライマックスである」という大胆な提案を軸にした人生論』のようなものです。『人生の後半こそ自由で創造的な季節。義務から離れ、自分の本質に向き合う時期だ』とのこと。私は社会人として、“サラリーマン人生”と“脱サラ人生”を生きてきました。脱サラしたのが49歳11か月だったので、「林住期」はまさに私の脱サラ人生そのものだといえます。
もう一つの著書「人生のレシピ 人生百年時代の歩き方」(NHK出版:2022年初版)巻頭に『私たちは誰もが百歳以上生きるかもしれない時代を生きている。そうであるならば、人生を2回生きるイメージを大切に、それぞれ新しい生き方に切り替えてみてはどうだろうか』と書いてあります。『自分の社会的な責務を終えてから新しい人生にいくのもけっこうですが、まだ余力の残っている最中に、一度“生活のギアを入れ替える”ということは、すごくいいことだと思います』と書いてあり、まさに今のタイミングになると思います。
“生活のギアを入れ替える”という言葉は非常に今の心情に触れるものがあります。
振り返ってみれば、「家住期(25~50歳)」がミツミ電機(日本10年・台湾5年:慢心の時代)と平田機工(熊本13年:試行錯誤の時代)の2企業(大量生産、一品生産)で働きました。

そして「林住期(50~75歳)」は脱サラ・オフィスチェイカスを設立し、前半(50~62歳)は公的機関と連携しゼロから全国発信して活動をし、後半(62~80歳)までは熊本地域を中心に民間主導の地域社会貢献活動してきました。後半では、20年かけてのライフワーク“共育塾活動(共育塾・共育塾NW・熊志共育塾)のシステム化”に力点を置き、ワクワクしながら“時代の変化対応可能なシステムづくり”を楽しみました。 今は「遊行期(75歳~)」にシフトして、現在も試行錯誤しながらの活動づくりを楽しんでいるところです。