■共育塾「次世代へのバトンタッチ」に向けて③
当テーマ“共育塾「次世代へのバトンタッチ」に向けて”の最後に、新たにシステムに組み込まれていく内容についても触れておきたいと思います。(再掲内容含む)
【プラスワンの“反転授業方式化”】
この中の「プラスワン」については、平井副塾頭の発案で17期生プラスワンをZoom録画して、18期生でテスト導入をしてから19期生から自律人材育成にフィットした“反転教育形式”を本格導入する予定です。
そのことによって、プラスワンを“時代の変化に対応できるカリキュラム構成”が可能となります。生成AIの急進化による激変時代が始まっている今、平井塾頭(現副塾頭)の感性に基づき、プラスワン・カリキュラムを時代に合わせて変化させていくことが可能になります。
【コミュニケーション・ツール“みんホム”の導入】
また共育塾コミュニケーションツールとして、Google「クラスルーム」を共育塾17期生で6月から使い始めましたが、定期塾3回、企業訪問2回に使ってみて、キチンと活用できない状況が続いています。この件に関して、奈須塾頭・平井副塾頭ともよく話し合って、“今のままでは問題あり”との結論に達しました。
6月定期塾で17期生・森田君(mimu社長)に紹介してもらった“森田君が作ったコミュニケーションツール「みんホム」”(8月にベータ版リリース)に切り替える方向になりました。
17期生森田君が作ったコミュニケーションツール「みんホム」を、同期生と平井副塾頭はじめ主宰者が、一緒になってブラッシュアップしていくことで、“共育塾のコミュニケーションツール”ができること、加えて「みんホム」のバージョンアップにも寄与できることは素晴らしいことです。
相互研鑽・相互連携・相互扶助の事例になることを楽しみにしています!

最後に伝えたいことがあります。
共育塾が18年間続き、若手経営人材115人(75社)が修了し、更に継続していくに当たり、多くの方々の支援をいただいてきたことには、どんなに感謝してもしきれないと思っています。
先ずは平田機工・故平田会長、そして星アソ・星崎名誉塾長、電通大・竹内特任教授にはじまり、地場優良企業である重光産業・重光社長、杉養蜂園・故杉会長、エコファクトリー・村上会長、パストラル・市原社長には次世代人材育成に全面協力いただき、心より感謝しています。
そして奈須塾頭、平井副塾頭には、共育塾の歴史を一緒につくってもらっています。
それから北九州の中小企業診断士・故山本先生はじめ、多くの講師の方々にお世話になっています。
20期生以降の共育塾システムが、どのように推移していくかわかりませんが、あとは平井塾頭に委ねることになります。
新生“共育塾システム”と“M-Cassボードゲーム・システム”が、相乗効果を発揮する“トータル共育システム”に進化していくことを期待しています。
“次世代へのバトンタッチ”を迎える今、今後の“新生共育塾”の更なる変化・成長・発展を祈念しています。