■共育塾「次世代へのバトンタッチ」に向けて①
「少数精鋭・共育塾の次世代へのバトンタッチ」に向けて、最終整備を始めています。
思い返せば、2005年末の新連携九州モデル検討委員会で星アソ・星崎さんと出会ったことがキッカケで、その翌年星崎さんから「熊本で次世代人材にバトンタッチする活動を始めたら?」との助言を受けました。1年がかりで若手経営者塾「共育塾」を企画し若手経営人材7名を集めて、2007年1月に1期生がスタートしました。
自社取込みシートを活用した独自の「相互研鑽の場」共育システムの活動開始。もちろん共育塾の原点には、平田機工の故平田会長が常用していた「人は無限の可能性を秘めている!」をいただくことにしました。
特に「ゲストとの会食懇談」に、以前からご縁のあった世界的に活躍されている方々4名「平田会長(平田機工)、星崎塾長(星アソ)、竹内客員教授(電通大)、重光社長(味千ラーメン)」にお願いして、共育塾への協力を快く引き受けていただき心から感謝しています。
3期生の時に難病が悪化して、修了式終了後に即入院し半年後に退院。私が活動できなくなっても継続する塾を目指したいと、1年間休塾し後継者を探しながら翌年4月に4期生をスタート。
6期生から副塾頭になった奈須さんに、7期生の時に塾頭を交代し、“奈須塾頭・横山メンター体制”となりました。私とは異なる奈須さんの個性がプラスに働いて、相互補完・相互扶助し合うことで、共育塾が今も継続し変化・成長していったことに心から感謝しています 
 
そして1期生の時から重視していたのが、修了メンバーのネットワーク(NW)構築です。1期生の時からメーリングリスト(ML)でスタートし、なんとか「NWメンバーの情報収集&交流の場」をつくりたいと考えました。
各期のMLは機能しましたが、共育塾NWについては、期が積み重なるたびに機能しなくなり、「やる気のあるNW集団」には程遠い状況でした。
そこで新たにメッセンジャーでMLをつくり、より多くのメンバー参加を募りましたが、なかなか参加者は増えずに限界を感じていました。
15周年記念で集まった時をキッカケに再度、共育塾NWのML参加を強力に働きかけました。修了生107名のうち30数名だったのが、みんなの協力で60数名まで参加者が増え、現在では75名になっています。
投稿確認メンバーが現在では多いときには40名近くになり、少し手応えを感じ始めています。まだ試行錯誤しているところですが、「NWメンバーの情報収集&交流の場」になるには、もっと魅力のある場にする必要があります。私ができることはここまでです。今からは次世代にバトンタッチして、より魅力あるコミュニケーションの場を実現してほしいと思います。その場として「みんホム」を活用することも今後の課題かもしれません。
その後16期生の時に奈須塾頭とも話をして、「次世代へのバトンタッチ」に向けて、現在は“平井副塾頭(14期生)・奈須塾頭・横山メンター体制”となりました。19期生を迎える再来年には、先ず私が共育塾活動を離れることから“次世代へのバトンタッチ”が進んでいく予定です。(私は共育塾NW活動には継続参画していきます)

この18年間(1年休塾)の間に、1期生の時から共育塾システムは毎年ブラッシュアップを継続して、現在の共育塾システムに変化・成長してきました。
最後の仕上げとして昨年から2年かけて、共育システム思想を継承しつつ「今からの時代の変化に対応できる“新生・共育塾”」がスタートできるように、“3人の智慧と力”を結集して準備をしているところです。
私の「思い入れ」が強くある“共育塾の集大成”として、“その概要と今後の推移”を次回から紹介したいと思います。