■脱サラ人生を振り返って
JBIA(日本ビジネス・インキュベーション協会)から、今年度もシニア・インキュベーション・マネジャーの認定証(年度毎認定)が送ってきました。
SOCKETオフィス壁面の額に入れて飾っているので、今年も認定証額の入れ替えに行きました。入れ替えを終え一息ついて周りを見渡しながら、脱サラ後の仕事人生の流れが頭に浮かんできて、心の赴くまま思いに耽っていました。
思い起こせば、熊本県中小企業支援センターPM(プロジェクトマネージャー)になった翌年2001年にJANBO(現JBIA)のIM(インキュベーション・マネジャー)となり、2002年からIMインストラクターに。2003年には創業ベンチャー国民フォーラムで起業支援家部門・会長賞を江崎玲於奈会長から授与戴いたことで、私の脱サラ人生が「地域創業の活性化」を基軸に置いた活動になっていきました。2000年に電通大・竹内先生(ビジネス支援図書館推進協議会会長)との御縁で、一緒に熊本県のビジネス支援図書館推進にも携わりました。竹内先生とは、24年間の深い御縁となりました。
その後、県支援センターPM時代の2004年に、新連携支援九州地域戦略会議に参画し、星アソシエイツ・星崎社長(元三井物産九州支社長)との御縁ができ、新連携担当PMとして星崎さんの下で活動することに。ある時「あなたは私から受け取ったものを、次の世代にバトンタッチしなさい。私が福岡で天神塾を主宰しているように、熊本で若手経営者塾をやってみたらどう?」との助言を受けて、企画開始1年半後(2007年)に、共育塾1期生を立ち上げました。
そして星崎・竹内両氏には共育塾1期生から今日まで応援協力いただきました。
3期生の時に思いもよらぬ難病が発症、年末に急激に悪化してしまい、3期生が修了してすぐ開胸・胸腺摘出手術をしたあと、ステロイド・パルス療法(大量投与)を受け半年間入院することに。
入院時に深く考えたこと。「誰かに共育塾を承継してもらい、次世代にバトンタッチする!」「熊本に必要とされる初心経営者塾にする!」という思いでした。現在の奈須塾頭から「共育塾を引き継ぎたい!」との申し出があり、この御縁で共育塾が18年間継続できたと心から感謝しています。おかげで共育NWメンバーも79社123名になりました。
奈須塾頭は「共育塾への思い」を共有する同志です。
そして昨年、奈須塾頭と「次の世代へのバトンタッチ」について話し合った時に、二人の意見が合致したのがM-Cass平井社長(共育塾14期生)で、本人の「共育塾を引き継ぎたい!」意向も確認できて、今期17期生から副塾頭になってもらいました。
星崎さん、竹内さん、奈須さん、平井君はじめ共育塾NWメンバー、そして応援していただいている多くの方々に、ただただ感謝あるのみです!