■能登半島ぐるっと周遊① |
10月に2泊3日の「能登半島ぐるっと周遊!」観光ツアーに行ってきました。今まで行ったことのない地域で、一度は行ってみたかった「世界遺産白川郷」「輪島朝市」「永平寺」など、たくさんの印象深い観光旅行でした。阿蘇くまもと空港も、今年3月に新旅客ターミナルビルができて、今回初めて利用しましたが、立派な空港に生まれ変わったことを実感しました。 阿蘇くまもと空港から名古屋の小牧空港まで行き、そこから観光バスで「白川郷(岐阜・白川村)⇒千里ヶ浜なぎさドライブウェイ(石川・羽咋)⇒ホテル(志賀の郷温泉)⇒厳門(波が荒くクルーズ観光中止)⇒のと鉄道(ローカル列車)⇒輪島朝市(日本3大朝市の一つ)⇒白米千枚田(世界農業遺産)⇒奥能登塩田村(日本唯一の揚浜塩田)⇒見附島(空海由来)⇒ホテル(志賀の郷温泉)⇒東尋坊(福井・世界に3箇所しかない柱状節理の崖)⇒永平寺(曹洞宗の本院)」など多くの興味深い観光地巡りをして再び小牧空港から帰ってきました。 |
今回の旅行で「印象深かったこと、感動したこと」について、4回に分けて投稿していきたいと思います。 |
第一日目は名古屋の小牧空港に降り立ち、観光バスに乗り込んで道の駅で途中休憩。そして今回、最も行ってみたかった「世界遺産白川郷」を歩き回り観てきました。 1995年には世界遺産に登録され、世界中から観光客が訪れています。荻町地区には大小100余棟の合掌造り家屋が建ち並び、合掌造りの歴史や、先人の文化などを垣間見ることができます。白川八幡宮、明善寺、永瀬家、神田家などは有料見学ができるようになっていますが、私たちは国の重要文化財・和田家だけ入館し、1階展示スペースから、上の階で養蚕していた当時の風景展示を見ることができました。 建屋の特徴は、横から見るとちょうど正三角形にできており、また歴史・文化を感じる佇まいにも、私が小さかった頃と重なり合い、少し不思議な感覚になりました。 展示スペースを管理している和田さん(住人)に「この建屋に住んでいるのですか?」と聞いたら、「1階に住居があって、非公開にしています」とのこと。実際に住んでいるところは、近代的な生活空間だそうです。 生憎の小雨の中で最も有名な「萩町合掌造り集落」を徘徊しましたが、たくさんの観光客で溢れかえり、外国人の多いことにもビックリしました。 |
次に印象的だった場所は、「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」。 全長約8キロメートルの砂浜ドライブウェイで、自動車はもちろん、バスやバイク、自転車でも、砂浜を走行できます。 秘密は砂の大きさにあります! 千里浜の砂は一粒ひとつぶが約0.2ミリメートル。同じ大きさのきめ細かい砂が海水を含み、固く引き締まることから二輪駆動でも四輪駆動でも、走行可能だそうです。日本で、こんなに長距離を走行できる砂浜は、ここ以外はないそうです。 満潮時だったのですが規制がかかっておらず、我々は観光バスで砂浜を走りました。規制がかかった時は、動けなくなるケースもあるようで通行禁止。今回は際どい状況で、ドライバーもハラハラ・ドキドキしながらなんとか走り切りました。(途中で動けなくなったケースも経験しているそうです) なかなかこんな経験をすることはできない上に、夕方の雲間から漏れる光も幽玄で美しく、楽しい時間を経験できました。 |