■Z世代が気になる② :各世代の比較
X世代・Y世代・Z世代とは誰のこと?他の世代の特徴や価値観も紹介! (skawa68.com)
上記URLを中心に、各世代の特徴をウェブ情報から集約してみました。
世代を分ける理由は、あくまでも研究、リサーチにおける一つの目安として利用されるもので、その年代の人々の全てを的確に表現できているものではありません。世代区分は主に欧米発信で提唱されることが多いのですが、日本でもマーケティング関係の企業では積極的に利用されています
● その時代に起きた世界的な出来事(戦争、紛争、自然災害、経済問題)が人間活動に及ぼす影響について、社会学・経済学・心理学等の学術的分野において研究される。
● ある程度の年月によって変化する社会情勢や生活様式を大まかに区分することで、人々の嗜好や消費・行動傾向を把握でき、行政や観光、商業マーケティングなどに応用できる。


※X世代・Y世代・Z世代
(1)X世代(1960年~1970年代生まれ)
・競争意識が高い       ・消費生活が当たり前
・行動力のある人が多い    ・生涯青春
・プライベートを重視する   ・遊ぶことにもセンスを求める
・男らしさや女らしさを重視  ・ブランド品も好む
・人と違うことがカッコいいという価値観
・SNSなど流行っているものは取り入れようと頑張る

(2)Y世代(ミレニアル世代)(1980年~1990年代生まれ)
「ミレニアル世代」と呼ばれるのは、「誕生年が1981年以降で、2000年代で成人または社会人となる世代」のこと。(millennialは「千年紀の」という意味)
・個人主義           ・デジタルネイティブ
・モノよりコト重視、経験に価値 ・終身雇用に執着していない
・コミュニティに所属し、仲間意識が高い
・ワークライフバランスを重視  ・ブランド品よりユニークなもの
・買い物はネットショップ    ・コスパ重視
・貯金意識が高い        ・恋愛や結婚に執着していない

(3)Z世代(2000年代生まれ)
すでにインターネットが普及していた時代に生まれた「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代。
ネットリテラシーが高く、新しいテクノロジーへの関心が高い。
・デジタルネイティブ     ・起業家精神が旺盛
・SNSを使いこなすが、頼っているわけではない
・前向きながら心配性で、安定すると逆に不安になる
・上司の指示は理解するが、従うかどうかは自分が決める
・プライバシー保護意識が高い ・変化に柔軟
・ブランドではなく、本質に価値基準を置く
・オンタイムで仲間とコミュニケーションを取る 
・東日本大震災を経験しているため、社会課題への意識が高い
Z世代に共通してみられる性格や行動上の特徴で特に際立つのが、アンケート調査では以下の3つです。
①多様性を重視(常識も人により違うのが当たり前) 81%
②人と競争するのが苦手              71%
③他人にあまり関心がない             64%
そして欠かせないのが「スマホとSNS」であり、世界で起きている問題を知ると「解決するためには何が必要なのかを考え、解決策を見出す」能力が高いこと、「検索サイトよりも、インフルエンサーやユーチューバーを信用する」ような傾向にあるようです。
我々ロートルもZ世代の若者への理解を深める必要性を強く感じました。