●喜寿を迎えて②
前回の続きです。
49歳11カ月での脱サラ以降のことですが、全て高齢者になってからの健康に関する事柄になります。
私自身は健康的に生きてこられたと思っているのですが、家内に言わせると「たくさん病気したので大変だった」と言います。
④膀胱癌 :
膀胱癌手術を3回行いました。(58歳、62歳、64歳)上皮癌から始まり浸潤性癌に進行し、あと1回再発したら膀胱摘出するところでしたが、おかげさまでその後は12年間再発しないできました。仕事で知り合った人がキノコ栽培をしており、鹿角霊芝を煎じたものが癌に効くとのことで飲み始め、止めたら再発。それ以降はその効果を確信して飲み続けています。
⑤ 難病発症 :県支援センターPM、九州新連携PM、その他の診断士活動に加えて、地域診断士研究会の立上げ、共育塾の立上げなど、多岐にわたって休日なしの活動を繰り返している仕事環境の中で、新連携認定支援を同時期に3案件認定にかける(普通は1案件)など更なる無理を承知でやっていたところ、運転中に左瞼がペタッと落ちてくる異常症状が出始めました。(62歳)しばらく原因不明の状態が続きましたが、ついに「眼筋型筋無力症」と判明しました。時間が経つにつれて、異常状態が「片目から両目に」だけに止まらず、2009年末には「飲み込めない」「喋れない」など「全身型筋無力症」に悪化していきました。
症状が急激に進行したために、1月の共育塾3期生修了式が終るのを待って、急遽入院・手術(64歳)することになりました。高年齢者の手術後の回復実績は「社会復帰2割、社会復帰不可6割、短期間で死亡2割」とのことで、遺言書を事前準備して入院。手術後にパルス療法(ステロイドの大量投与療法)を受けながら身体リハビリ(PT/OT/CT)も始めて、それからは順調に回復して半年後には退院しました。 
おかげさまで以前同様の活動ができるレベルで社会復帰を果たすことができました。神様が「あなたは、まだやることが残っているよ!」との思し召しだと強く感じた次第です。
しかし大量ステロイド投与がされていることもあり、あと5年が寿命だと認識したので、その間この世に何を残すべきかを真剣に考えました。
そしてそれ以降は「ライフワークの次世代へのバトンタッチ」を意識して、活動をして現在に至っています。
⑥階段からの落下ほか :真夜中に寝ぼけ眼でトイレに行く途中、廊下で滑って転倒し、そのまま頭から階段を落下したこともありました。(67歳)
ある人が言うには「階段から落下したら、殆どの人が骨折で大怪我をするだけでなく、死ぬ人もたくさんいる。」とのこと。落下後しばらく動けなかったのですが、家内の運転で病院に直行し診てもらったところ、幸いにも肋骨にひびが入ったくらいですみました。(奇跡的なことだったかもしれません)
それ以降も、脳梗塞(72歳)、突発性器質化肺炎(72歳)、上顎総入歯(73歳)、心房細動手術(73歳)、第3腰椎破裂骨折(75歳)など、いろいろな病気をしてきていることが改めて分かり、何やかや言ってもしぶとく生き残ってきたことを再認識しました。
これも私に与えられた運命なのかもしれませんね。
ありがたいことです。感謝!