●突然の長期入院を経験して①
世界中いたるところで、1年半過ぎても先が見えないコロナ禍に加えて、森林大火災や大洪水など異常気象の頻発などが発生しており、人間社会に激変の兆候が感じられる今日この頃である。
何が起きてもおかしくない社会情勢の中で、私自身にも思いもよらず「突然の長期入院」に遭遇してしまった。

7月20日に、ボウリングの国体熊本県代表常連の吉本隆夫さんに私からお願いして二人で、スポルト(元大劇)にてボウリングをする機会を得た。吉本さんは、国体でのチーム優勝、実業団シニア大会・個人戦での連覇など、九州のボウリング界では超有名な方で、試合での年間平均アベレージが210-220とプロ並みである。こんな人と一緒に投げる機会は滅多に持てないので、このような機会を持てて非常にラッキーだった。
吉本さんはゲームに入るにあたって、テープを使って指先の細かい調整をし、試合時はボールを6個持参するそうである。(今回は4個持参)
今回はアメリカン方式(2レーンを使ってゲームする方式)でやったが、レーン・コンディションの確認も両レーンとも10回位しか試投せずに「OKです。」とゲーム開始。スポルトではあまり投げないにもかかわらず、吉本さんは合計686点(平均228点)という凄い成績。 「さすが!」である。 
暫く一緒に投げて、私の投球動作などを確認した上で、的確な助言や指導をもらった 。具体的には、「投球後の右足の動作(身体のバランスをとる)」と「ボウル・リリース時の振り子の原理動作(肩と腕が直角にする)」の2点である。分かっていることではあったが、改めて自分がそうなっていないことを再認識した。
いろんな話をさせてもらったが、他にもたくさんの学びがあり、おかげで素晴らしい楽しい時間を過ごすことができた。

吉本さんから学んだことを忘れないうちに実践練習して、せっかく学んだことをステップアップに繋げたいと考えて、翌21日もスポルトまで出向いた。
1ゲーム目投げていくうちに少しづつ身体とイメージが一致し始め、5フレームからターキー(3連続ストライク)が出て200ペースになり、8フレームもスペア。9フレームで8本(残り4&7ピン)をスペア取りにいったが、4ピンに薄く当たり惜しくもミスした。その時は勝負意識が前面に出て熱くなり、後ズサリし靴底ゴムがレーン床に引っかかってしまい、そのまま腰からドスン!
後向きの態勢のまま慣性が働いて、相当な衝撃が腰にきてしまった。
「しまった!」単なる腰の打撲と思い、レーンから立ち上がろうとしたが立ち上がれない。近くのレーンの人も心配して寄ってきて、暫くそのままでいたが動けない。ボウリング場支配人も心配して寄ってきて、「生汗が出ています。そのままがいいですよ。」と言われたものの、周りに迷惑をかけないようにと後の長椅子のところまで這って行き、そこに仰向けになり休むことにした。
小一時間経ち、どうも立ち上がることが難しいようで家内を呼びよせ、そして救急車も支配人に呼んでもらった。
救急隊員にボウリング場4階から担架で救急車まで運んでもらい、搬送先については現在通院している熊本機能病院にお願いをし、病院の了解も取ってもらい、最新式の救急車に乗って機能病院の救急病棟へ。
救急外来では暫く待たされてMRIやレントゲンを撮ってもらい、暫く待って「第3腰椎破裂骨折です。即入院です。」とのこと。
私は今までに骨折した経験がなく、自分では「単なる打撲」と思いこんでいたので、「まさか」と信じられなかったが、認めざるを得なかった。
それから退院まで約6週間入院生活を送ったが、「寝たきり期間⇒歩行訓練期間⇒生活復帰訓練期間」を経て退院、そして今は自宅生活訓練に入っているが、その間の様々な経験や感じたことを次回から書くこととする。