●ボーリング②
ボーリングに再チャレンジ

ミツミ電機入社後にボーリング部に入部し、全日本実業団連盟(JBBF)にも所属して、本格的にボーリングを台湾出向するまで続けていました。
1978年にミツミ電機の台湾子会社・鳳山美之美有限公司に出向して以来41年間でボーリングをしたのは「台湾出向5年間で1回だけ、13年間の平田機工時代にも数回、脱サラ後にも数回」と、合計しても10数回しかボーリングはしていませんでした。おまけに歳を経る毎に足腰や体幹の劣化も感じるし、スコアも徐々に悪くなっていき、ボーリングへのモチベーションも下がる一方でした。
最後に投げたのは1年くらい前に「熊志共育塾2期生との懇親ボーリング会」でした。相当にひどいスコアだったので、「もうボーリングは過去のもの」という感じを強く持ったことを覚えています。

昨年11月頃に、スポルト主催・健康ボーリング教室のチラシ広告を、家内から見せてもらったことが、ボーリング再チャレンジのキッカケになりました。
家内から「ボーリングをやってみたい」との話もあり、健康維持にプラスになればとも考えたので、昨年11月上旬に始まった「健康ボーリング教室(6回シリーズ/毎週月曜日)」に夫婦揃って参加することにしました。
回を重ねるごとに、昔実業団でやっていた時の感覚が戻ってきたこともあり、面白さやワクワク感を感じるようになってきました。
そしてだんだんとリーグ戦に参加することを意識するようになり、6回シリーズが終わる頃にはマイシューズとマイボールまで揃えて、ロッカーも借りていました。そしてボーリング教室最終回の日に、ついにリーグ戦への参加を申し込みました。(家内はリーグ戦参加を全く考えておらず、私一人が参加しました。)

新しい年を迎えて、1月8日からのホリデークラブ・リーグ戦(毎週金曜日、
9チーム)に参加することになり、その中のシクラメン・チーム(3人)に組み込まれてスタートしました。リーグ戦は20週にわたり団体戦で行われます。21週目に個人戦が開催されて、チーム戦&個人戦の表彰式、懇親会まで行われます。
しばらくは昔の感覚を取り戻そうと、実践を通しての投げ込みをやっていたのですが、途中からなかなかスコアが伸びなくなり、いろいろ考えてみました。
初めに気付いたのは、「子供の運動会で、親が徒競走に参加してコーナーで転ぶ」という話がよくあります。身体に残っている徒競走の感覚と、身体の劣化による思ったように動けない身体感覚のギャップで転倒するわけです。
同様に実業団で投げていた頃の投球感覚が残っているのに対して、自身の体の劣化が進んでおり、昔の投球感覚と身体劣化(体幹、筋力、柔軟性など)とのギャップが、スコアアップの邪魔をしていることが分かりました。

そこで、身体の鍛錬(体幹、筋力の強化)と並行して、身体に合わせた投球フォームの見直しを行うことにしました。身体の鍛錬としては、「ボーリングや太極拳の実践以外に、ラジオ体操、ウォーキング、ストレッチ等」を継続的に行っています。投球フォームの見直しとしては、「立ち位置を前にして歩幅を小さくとること」「上体を立てること」「テイクバックを小さくすること」「リリースポイントの安定化」などを始めています。
おかげでスコアアップの実感も出始め、少し自信もついて16週目の第1ゲームではリーグ戦初めて200アップ(205)をしました!
現在、17週目(全20週)を終えての成績は「39勝28敗」となり、4位に付けています。リーグ戦はあと残すところ3週ですが、結果成績には拘らず、何よりも楽しんで投げたいと思います。
次シリーズでは、新チームに編成し直して、6月から始まります。
もちろん継続参戦します!