■年末に際して

早いもので、今年もあと僅か残すところとなりました。
今年を簡単に振り返ってみたいと思います。

先ず自身のことについてですが、健康面でいうと2月末に脳梗塞、6月末に突発性器質化肺炎を患い短期間ですが入院を2回しました。肺炎での入退院した際には体重が8kg減少しズボンがダブダブになったこと、腹筋ができなくなったり、体感の衰えで転びやすくなったりして、身体面の劣化を痛感しました。
仕事の面では、電通大・竹内&安部特任教授とのご縁で、6月に電通大80周年記念館で地域産業振興講座(関東経産局&電通大&日本立地センター共催)で講義をさせていただいたことが印象的で、いい思い出になりました。

世界情勢を含めた社会的課題として、コラムで採り上げているような様々な事象が起きており、今まさに「時代の大きな変節点」を迎えているように感じられます。
様々な事象とは、「企業のグローバル化・巨大化(独自経済圏の構築)」「自国中心主義&国内2分化(パンドラの箱を開けた)」「自国中心主義国家とグローバル企業の軋轢」「米中対立の激化(経済・軍事の主導権争い)」「デジタル技術の進化(新社会秩序構築の遅れ)」「倫理観の希薄化社会(自己中心主義の蔓延)」「世界的な天変地異の頻発(大地震、大型台風、大型豪雨)」等々です。
来年は上述のことがらが更に悪い方に向かっていくのではと危惧していますが、いい年になってほしいと願いつつ年末の挨拶といたします。
今年も多くの方々のおかげで、夫婦ともども元気で年を越せそうです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
ではよいお年をお迎えください。