■年末に際して |
早いもので、今年もあと僅かを残すのみとなりました。 前回のコラムに、「ジャネーの法則」を書きましたが、最終的には「時間を長く感じる・短く感じる」よりも「今、充実しているかどうか」の方が大切だと思っています。 今年の漢字は「安」と決まりました。安倍・安保の「安」、安全・安心の「安」であり、不安の「安」ということ。非常に複雑な社会になっていることを現しているのかもしれません。 このところの社会情勢を見聞きしていると、国家・社会・経済・科学・文化・宗教・民族のいずれをとっても、全てバランスや仕組みが壊れ始め、混沌とした様相を呈しており、まさに「行き詰まりの時代」が来ていることを、世界の多くの人々が実感し始めているように感じています。 とはいいながらも、世の中を明るくする出来事もたくさんありました。一番印象深いのは、スポーツ界において、日本の、それも若者が世界トップの活躍をしていることに、驚かされると同時に、「日本人はたいしたものだ」と嬉しくなります。スキージャンプの高梨沙羅、フィギュアスケートの羽生結弦、野球の大谷翔平などなど、とんでもない選手が続出しています。一方、スポーツ界のレジェンドの活躍もたいしたものです。ノーベル賞受賞もアジアでは殆ど選出されない中で、日本人が常連化しています。 私のほうは、3年越しで準備をしてきた熊志共育塾が、来年4月にキックオフします。多くの協力をいただいている関係者の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。 |
来年は皆さんにとっても、いい年になることを祈念しています。では、よい年をお迎え下さい。 すべてに感謝です! |