■温泉巡り |
もともと私は温泉嫌いだったが、逆に家内は大の温泉好きだった。いつも家内は 友人を誘ってとか、一人で温泉に行っていた。時々誘われるのだが、昨年までは 一度くらいしか一緒に行ったことがなかった。 脱サラ以来「今年の目標」を設定しているが、長期入院した後からは「健康重視の 生活リズムづくり&家内孝行」をトップに添えて、その1項目に「月一の家内との小旅行」 を入れている。当初は掲げるだけだったが、昨年くらいから熊本の種々の温泉巡りを するようになった。何回か行くうちに、温泉に入るとグッスリ眠れることが分かり、それ 以来、積極的に温泉に行くようになった。熊本県内を中心に30か所くらいは行って いるが、不思議なことに回を重ねるごとに、少しづつ「泉質の良し悪し」が分かるよう になってきた。 |
よく知らない温泉に行き、湯船の中でその地域の人や旅行者の方々と出会い、いろいろな話をする ことで、今までとは全く違うコミュニケーションを楽しむこともできることも分かった。例えば、「新燃岳の 地震が起きるまでは、ここは白濁していたが、濁らなくなって泉質も変わった」「近くに住んでいるが、川向う の泉質とこちらの泉質は異なり、こちらの泉質がいい」とか「ここは元寿司屋だったこともあり、食事が おいしい」などなど面白情報も手に入る。 家に風呂があるのに、多くの人が温泉好きになる意味も、最近は少し分かるようになった。 100か所くらい行くと、それなりに温泉好きとして話ができると思うが、たった30か所くらいではあるが、私 なりにベスト5の温泉を紹介させていただきたい。 |
@鷹の家(植木温泉) :私が今まで行った中で、温質が最もいい温泉だと思っ ており、女性の肌はツルツルになる温泉。今は温泉旅館になっているが、昔は 寿司屋だったようで、料理も非常においしい。源泉かけ流しで、温泉利用だけ でもOK。 http://www.ueki-takanoya.com/onsen.html |
A高森温泉館(阿蘇・高森) :露天風呂から阿蘇・根子岳を一望でき、露天 に枕石が付いた浅い寝浴があり、寝ながら根子岳を満喫できる。歩行浴もあり 足腰のリハビリにも格好の場所である。源泉かけ流しである。 http://www.aso-aso.com/018hot_spring/takamorionsenkan/ |
B城の井(菊池温泉) :湧き湯そのままで温度調整もしていないとのこと。 当然、源泉かけ流し。そのまま飲めるので、ボトルを持って来る人もいた。温泉は かなり熱めであり、風呂から上がっても汗が引かないので、冬は湯冷めしにくい 風呂である。 http://www.shironoi.com/spa/ |
C奥山鹿温泉旅館(平山温泉) :平山温泉よりも先に開発されたようだが、 今は少し寂れているものの、いい温泉質である。源泉かけ流し。広い大きな 旅館で立派な離れや屋外シアターなどもできるようになっており、昔は高級旅館 だった名残も残っている。旅館までの道が狭いのが欠点だが、混んでいない のが好きな人にはもってこいの温泉である。 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/16201/16201.html |
Dつかさの湯(玉名温泉) :多様な温泉が準備されている長時間楽しめる 温泉で、特に家族連れや若い集客が見込める温泉である。すぐ近くに司ホテル やボーリング場、パチンコ屋があり、玉名温泉の中核施設になっているように 感じた。 http://www.tsukasanoyu.jp/hotspring/index.html |
番外として、 那智勝浦温泉「ホテルうらしま」 :番外ですが、5月に南紀周遊(高野山、白浜 温泉、熊野三山、那智勝浦温泉、伊勢神宮)に行った時に行ったが、805室 2000人収容可の凄いホテル。ここには温泉が7か所(忘帰洞、玄武洞、磯の湯、 滝の湯、ハマユウの湯、天海の湯、遙峰の湯)あり、海岸一望の洞窟風呂が 二つ(忘帰洞、玄武洞)あり、一度は入浴経験するのがいいと思う。 http://hotelurashima.co.jp/ |
洞窟風呂 玄武洞 |