■年末に際して 
  例年と異なり、今年は3月11日に発生した東日本大震災、それに加えて原発事故によるメルトダウン・
 放射能汚染が象徴的なことであるが、あらゆる事象において、従来の社会の仕組みが壊れていく年と
 なった。政治面、経済面、地球環境面など、多方面での仕組みが壊れ始めており、これは日本だけの
 問題でなく、世界的にも発生しているように感じる。 従来の仕組みが壊れるということは、新しい仕組み
 づくりの始まりでもある。今、まさに新たなパラダイムシフトが本格化しつつあると、明るい事象として
 捉えることにしたい。
  個人的には、今年も孫が1人増えて4人となり、1月には更にもう一人が生まれる
 予定で、年明け早々には孫が5人となる。私の子供3人全員が、家庭を持ち子供も
 できたことで、次世代へのバトンタッチができたという幸せを感じる年にもなった。
 自らの健康に関しては小康状態であり、今年も「結局は仕事中心」の生活の
 あり方に反省することが多い年になった。来年こそは、この反省を踏まえて健康
 第一、家内孝行を心がけていきたいと考えている。
 何はともあれ、家族全員が元気に新しい年を迎えることができることは、ありがたい
 ことである。これもご縁をいただいた多くの方々のおかげであり、心より感謝している。

 では皆様、よい年をお迎えください。

 平成二十三年 年末