■ カミナリ

  夕方になると虫の合奏が始まり
 秋の気配を感じるこの頃です。が、日中の残暑は厳しく
 それに加えて突然の大雨、マンガの挿し絵にでてくるような稲光り。と、ともに
 思わず耳をおおいたくなるような「ゴロゴロガーン」と凄い雷がほぼ毎日。
 
  そこで今回は雷から身を守る方法について記します。
 雷の直撃を受けやすいのはゴルフ場、空き地、山の頂上、堤防の上など
 見通しのよい場所。ゴロゴロと音が聞こえたときにはすでに頭上に雷雲が来ている
 可能性があるので雷鳴が聞こえたら、すぐに安全な場所に避難すること。
 
 安全性の高い場所としては鉄筋コンクリートの建物、自動車、バス、などの中。
金属で囲まれたものの内部に電気は入り込めない性質があるからです。
 私たちがよく知っている「高い木の下は安全」、「身体につけた金属を外せば安全」、
「ゴム長靴を履いていれば安全」というのは誤り。
建物などに避難する時間的余裕がないときは、できるだけ低い場所にしゃがみ
雷が止むのを待つこと、だそうです。

 また、建物の中でも電話線や電灯線などを伝って雷の高電圧が建物内部に入り込み、
つながっている電気製品などから放電し感電することがあるので危険。その為、建物内でも
電気製品や壁から1メートル以上離れた方がいいそうです。

                               日経プラス1「安全ステップアップ」より抜粋