■環境のこと

 「環境」・「エコ」と、この言葉を聞かない日はないくらい、日本でも環境問題に対する
意識が高まっている。しかし、個人レベルになるとどうだろう。近所のスーパーでマイバッグを持っている人は殆ど見かけません。それどころか、中には必要以上に何でもかんでも、ビニールに入れている人がいます。私は9割がたマイバッグを持参しますが、
レジの人は顔も覚えてないようで、お店自体にも従業員に対しても意識の低さを感じて、がっかりします。そういう訳で、近所のスーパーを利用することは殆どなくなりました。
他にも通勤のバスの中は寒いくらいだし、デパートの簡易包装運動もポスターだけで
「エコ」という言葉だけが一人歩きしているような気がします。

 県内でも、水俣市は他県から視察に来るほど環境問題に対する取組みが進んでいます。一方、
熊本市ではゴミ袋の有料化が否決されたばかり。お隣の韓国では一足先にレジ袋だったか、有料化が
始まっています。インドネシアのある国では、1台に2人以上乗車してない自家用車は都市への
乗り入れが出来ないそうです。どうして日本では思い切った取組みが出来ないのだろう?と先日、友人と
話していました。経済大国と言われ、国民の意識も高いはずなのに。

 企業の社会貢献度も重視される中で、最近は「わたしたちは環境に配慮し、〜な活動を行っています。」というコピーもよく目にします。が、やはり個々人が気付き、実行することが大切だと思います。自分ひとりが実行したところで、どうにかなる訳じゃない。と感じている人も多いのでしょう。でも、やらなきゃいけないとこまで来ているのだと思います。自分も含め、ここでもう一歩踏み込んだ行動をしなければと改めて感じています。