■ ゴ ボ ウ

  寒い冬は体を温め、かつ栄養価も高い根菜類の出番。
 今回はきんぴら・豚汁・煮物等に登場するゴボウの新常識を日経プラス1から抜粋してお届けします。
  
  「皮をむいたり、(手が黒くなりますよね)水にさらしたり」と下処理が面倒と思っていま
 したが実はこの処理なしで調理したほうが美味しく栄養価も高いそうです。
 ゴボウを水にさらしたときに出てくる茶褐色の成分には、ポリフェノールの一種
 「クロロゲン酸」が含まれている。
 クロロゲン酸は抗酸化力が強く血液サラサラにして生活習慣病を予防、美白効果や
 抗がん作用も期待できる。水にさらしたゴボウとさらしてないゴボウの食べ比べ実験
 でも全員が「水でさらさないゴボウの方が美味しい」と回答。

  ◇ゴボウの選び方
  全体に張りがあってみずみずしく端を持ったときダラリと曲がらないものをえらぶ。

  ◇ゴボウ調理の三大新常識
     @ 皮はむかない
     泥をよく洗いおとすか、皮の表面をごく薄くこそげとるだけ。
     A水にさらさずすぐ調理
     さらすと香り成分や抗酸化成分が水に溶け出す。
     切ってから時間がたつと香りが抜ける。
     B大きめにゴロンと切る
     筒切りを縦に2〜4等分、大きめのささがきでも火の通りは早く
     歯ごたえがいい。調味料がからむ面積が減って減塩に。
ゴボウ料理が手軽に思えてきました。
植物繊維やオリゴ糖の含有量がトップクラスのゴボウ調理でお通じを良く、
血流もよくして体を温め風邪など吹き飛ばし元気に冬を乗りきりましょう!!