■ 梅干し
  
  私たち日本人には欠かせない?梅干し。梅酒!という人も多いかも知れま
 せんね。そもそもどのようにして梅は拡がっていったのでしょうか。
 梅は奈良時代以前に中国から伝わり、平安時代に広く普及したと言われています。
 また、江戸時代には水戸の徳川光圀が、食用と観賞用として栽培を奨励した
 そうです。梅の品種は300種以上あり、バラ科に属するそうです。
 梅がバラ科とはビックリですね!

  梅は保存性や、整腸・殺菌作用に優れています。また、一番馴染みのある
 梅干しには有機酸が多く含まれていて、これが自律神経を刺激し、
 エネルギー代謝を活発にする。
 他にも乳酸を分解するので疲労回復にも効果的、お酒を飲む前に食べると
 ピクリン酸が肝機能を高めてくれ、二日酔いの予防にもなるのだそうです。

  この誌の中で、意外なレシピを紹介してありました。それは、ヨーグルトと梅干し。種を取り除き、
 果肉を包丁でたたいて軟らかくしてヨーグルトと混ぜ合わせる。と、いうもの。
 ん、んん???どんな味になるのでしょう。ちょっと想像はつきませんが、梅干しは乳製品と食べ合わ
 せると◎。何故かというと、梅干しに含まれる有機酸が乳製品に含まれるカルシウムの吸収を高めて
 くれるからです。

                                    ― 日経ビジネス 「食材のチカラ」より ―
 
       
  梅のレシピでもう一つ、「梅醤番茶」。
 梅干し1の果肉、生姜汁少量、醤油を大さじ1を混ぜ合わせ、番茶を注ぐ。
 これからの季節、クーラーで身体も冷えがちですね。夏の冷え対策にもどうぞ。