■マッチの街
兵庫県姫路市は,温暖で乾燥した気候や神戸港に近い地の利で国内有数のマッチの生産地に発展。最盛期には80社以上が集まり、海外にも輸出されていた。現在はライターの普及により生産量は戦後最盛期の100分の1以下。
マッチの形は、ほぼ変わらず受け継がれています。
工場では50年以上使われている機械が稼働し、いまでも1日600万本以上が生産されています。
製造は工場内で一貫体制。
①マッチ棒の軸となる裁断されたポプラ材の乾燥。
②軸木を機械に通して着火の元となる頭薬をつける。
③箱詰めしやすいように、向きの違うマッチを整列していく。
④自動マッチ箱詰め機で大まかな本数を入れた後、手作業で規定されている数に調整。
⑤箱の側面にマッチをこすって火を付けるための横薬を塗り重ねて完成です。

*見た目はシンプルですが、細かな工夫の積み重ねで作られています。
湿気が多いと火がつきにくくなるので、木材の乾燥など、見えない工程がとても重要です。(日東社 大西潤さん談)
便利な時代の中で1本1本に手間暇をかけて作られる姫路のマッチ。次の世代へと続いていってほしいものです。マッチをこすったときの独特の匂い、いいですね~。(ダスキン喜びのタネまき新聞参照)