| ■牛鬼ブーヤレ |
| 「牛鬼ブーヤレ」面白い言葉ですね。愛媛県宇和島で夏になると街を練り歩く特異な山車があります。その名も牛鬼。 牛のような大きな体と、鬼のような頭。尻尾は剣をかたどっています。 ブ―ヤレとは祭りの時に子供達が「ブ―」と竹の笛を吹き「ヤレヤレー」とかけ声を合わせることが由来ともいわれています。 古くから魔除けの意味を持ち宇和島の人々の暮らしを見守ってきた存在です。 この牛鬼を木彫りした郷土玩具が「牛鬼ブーヤレ」です。50年以上も前から作り続けられてきました。が現在制作するのは、清水さん一軒だけだそうです。 「宇和島牛鬼まつり」は毎年7月22日から24日の3日間に開催されます。 全長5メートルを超える色とりどりの牛鬼が街を練り歩き、街の邪気を払っていきます。牛鬼が家々を巡り、玄関から長い首を覗き込ませて、家の中の厄をはらいます。その様子に思わず泣いてしまう子供もいるのだとか。 とても素晴らしいお祭りの厄払いでずっと続いて欲しいものです。 ダスキン喜びのタネまき新聞より |
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