教科書に載せたい3番目は台南市安南区にある飛虎将軍廟です。ここは、日本人の杉浦茂峰さんが祀られています。
太平洋戦争末期の1944年10月、出撃した杉浦さんは台南上空で米軍機に撃墜されます。しかし、杉浦さんはすぐに脱出せず、飛行を続けます。それは眼下に村があり、飛行機が墜落して村に被害を出さないようにする為だったのです。何とか畑地の方まで飛行し墜落。命を落としてしまいました。杉浦さんが自分の命を犠牲にして、村人を守ったことが、後々知られることになり、杉浦さんへの鎮魂と感謝をこめて廟が建てられました。
今でも毎日、管理人の方が朝夕、3本の煙草に火をつけ神像に捧げ、「君が代」と日本海軍軍歌の「海ゆかば」を祝詞として流してくれています。
烏山頭ダムに行った際、こちらにも家族でお参りさせていただきました。たくさんの日本人の名前が来場者ノートにありました。
詳しくはこちらをご覧下さい→飛虎将軍廟。
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