■水府提灯

江戸時代、徳川光圀公で有名な水戸藩があった水戸市で当時
藩の経済を支える産業として推奨し作り始めたのが「水府提灯」。
水府は水戸の別称だそうです。
水戸岐阜八女と並ぶ提灯の三大産地の一つです。
水府提灯の特徴は、竹ひご1本1本を輪にして糸を絡めて作って
いるので堅牢なこと。
お祭り用・飲食店などの看板用・神社仏閣の奉納用など用途に
合わせて形やおおきさの多様性があることも魅力になって
いるようです。
毎年夏に開催される「水戸黄門祭り」では街中に水府提灯が飾られて
水府提灯を持って街なかを歩く水戸黄門提灯行列が行われ、幻想的
な時間を楽しむことができると多くの観光客でにぎあうようです。
                 (ダスキン:喜びのタネマキ新聞より)