■越前竹人形 |
体から衣装、髪の毛に至るまで全て竹で出来てるのが越前竹人形です。 小説家水上勉さんが昭和38年に発表された「越前竹人形」により全国的に知られるようになったそうです。。 竹を何度も重ねて柄を彫り、着物を表現したり、竹をミリ単位に割いて髪の毛を作ったり、曲げて曲線美を出したりと、削る・彫る・割く・曲げるなどいろいろの技術が一つの人形に施されています 古くから良質な真竹や孟宗竹にめぐまれた福井県あわら市ならではの竹細工です。 トンボやカブトムシなどの昆虫や水仙の花など、竹のぬくもりを感じながら自分だけの作品がつくれると子供から大人まで様々な年代に人気となっているそうです。 毎年11月には「あわら灯源郷」が開催され小説の舞台となった温泉街で、竹の文化を楽しめると国内外から多くの観光客が訪れるそうです。 ジーッと眺めているとお話ができるような、何かを訴えられているような気にもなる竹人形です。 |
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ダスキン喜びのタネまき新聞より抜粋 |