■金魚ねぷた
夏の青森といえば「ラッセラー・ラッセラー」のかけ声と共にリズムカルな踊り「ねぷた」を思い浮かべます。
コロナ前は熊本にも青森からねぶたがきたので見にいきました。二の丸公園で「ラッセラーラッセラーの掛け声が響き渡り楽しくて行列の後について歩き回りいつまでも行列が続いて欲しいと思ったものでした。
昔農民が夏の忙しい時期に襲ってくる眠気を払うために睡魔を灯籠に乗せて川に流した「ねむり流し」から発展したのが「ねぷたまつり」
県内では40ヶ所で開催されています。*眠いの津軽弁「ねぷてえ」がなまって「ねぷた」になったのではと伝えられている。
「ねぶた」と「ねぷた」はどちらも起源は同じで方言のなまりの違いから音が分かれたと言われています。
今回は子供たちが提灯のように手に持つ「金魚ねぷた」について(青森県伝統工芸士の檜山和大さん談)
 「江戸時代金魚はとても高級な魚でした。弘前藩の御殿様が金魚を飼っており、庶民がそれに憧れて、金魚にたねぷたを作るようになったと伝わっています。また、金魚は幸せを呼ぶ魚といわれますので、その願いも込めて子供たちに持たせていたのでしょう。」
毎年5月になるとお祭りの準備がはじまります。お祭りがすんだあとは持ち帰って家の軒先に飾られるそうです。
涼し気で可愛いですね。
                   ダスキン喜びのタネマキ新聞より