鹿児島の「白薩摩」とよばれる薩摩焼の陶器でできていて、それに絵付けしたもの。が薩摩ボタンだそうです。 江戸時代に藩の財政強化のために輸出用として作られたという説もあり欧米の方々には人気だったが国内ではあまり知られていないようです。 私も初めて聞きました。大きさは様々で、小さなものは直径わずか0.8センチで、その小さなキャンバスの中に精巧な文様が描かれている様はため息が出るほどの美しさだそうです。
一時は生産が途絶えていたそうですが、室田さん(元々薩摩焼の茶道具を作る窯元で絵付けをしていた)が、薩摩ボタンに魅せられて2005年に復活させたそうです。 「絵柄に決まったルールはありません。でも、薩摩焼らしさを大事にしたいので金が盛り上がる「盛金」や点々で立体感を出す「砂子」といった薩摩焼の技法はどこかに入れ込むようにしています」と室田さん。 薩摩ボタンは今でも海外からの人気が高く、近年、室田さんがアメリカの品評会に出品したことで、改めて世界中から再評価されるようになりました。 もっと薩摩ボタンを知ってもらいたいと、カフスやアクセサリーなども展開し、1年に1度アトリエで薩摩ボタンの絵付け体験会を開いているそうです。 薩摩ボタンすばらしいです!!