■一休さんの歌

小さいころ、一休さんのアニメを見て育ちました。一緒に考えても分からず、なるほど〜!と感心するばかり。なかなか謎ときはできませんでした。そんな一休さんの歌をご紹介します。
 

"おおかたは 学者の知恵は 附焼刃(つけやきば) 生まれの知恵を みがきたまえや"
附焼刃というのは、そまつな鉄でつくった、すぐ折れてしまいそうな刀に、表面だけ鋼をうすく焼きつけていかにも名刀のようにみせかけた刀。つまり、その時、、その場にうまく間に合わせるために突然覚えたいい加減な知恵をいう。
この歌も、全てではないが、おおかた学者の意見や知恵と言うものは、その時、その場にうまく合わせた附焼刃のものが多い、と。
一休さんの歌から、昔からそのような学者さんたちが存在したのだと分かります。最近も、御用学者という言葉をよく耳にします。今、この世の中は情報量が多く、更にフェイクニュースも増え、情報に流されてたり、鵜呑みにしたりしてしまいがちです。
「生まれの知恵を、みがきたまえや」生まれてから持っている自分の知恵を大切にして、自分で考え、自分で判断しよう!当事務所名のチェイカスは、CHIEIKASU 知恵いかす から来ています。
日本人の知恵を出し合って、よりよい社会にしていきたいですね。
                                     (ユウベルクラブより、抜粋)