■素麺

今年、素麺を何回食べましたか?
最近はアレンジ素麺のレシピがたくさん紹介されていますね。そんな素麺についてのお話です。
素麺のルーツはお菓子だそうです、知っていましたか!?
遣唐使が中国から持ち帰った「索餅(サクベイ)」という、米粉を練って縄のように練り合わせたお菓子の一種が原型だと考えられています。
貴族たちが特別な日のご馳走として食べていたそうで、現在の形になったのは室町時代の頃。また、庶民が手軽に食べられるようになったのは製粉技術が発達した江戸時代に入ってからなんです。
それから、ひとつ謎だった「素麺」と「ひやむぎ」の違いが分かりました。
これはあくまで機械製麺のことですが、JAS規格で素麺は直径1.3ミリ未満、ひやむぎは1.3ミリ〜1.7ミリ未満と定められているとのこと!初めて知りました。
一方で、手延べ麺については、1.7ミリ未満が素麺とひやむぎとし、区別がありません。ちなみに日本で1番細い素麺は0.3ミリだそうです、一体どんな細さなんでしょう!皆さんは、どの細さの素麺がお好みですか?
そして、ご先祖さまは素麺に願いをこめました。素麺は昔からお中元の定番。お中元の由来が「お盆のお供物」と考えると、、、素麺を細い糸に見立て、ご先祖さまとの再会を喜び、家族の幸せが長く続くように。だとか。
今があるのはご先祖さまのお陰、感謝感謝です。(ユウベルライフより抜粋)