■大賀ハス
紫陽花の時期も終わりに近づき、次はどんな花が家々の軒先を飾ってるかなぁと思っていると、蓮の花が見頃だというニュースが流れてきました。ハスの花を見ると思わず手を合わせたくなります。つぼみの時も咲いている時も本当にきれいですよね。

大賀ハスは千葉県の遺跡から発見された種子を育てたもので、発見した植物学者の名を取って名付けられました。遺跡から発見されたのはたったの3粒のタネ。そこから、育て全国に広がりました。
熊本では山鹿市にある鹿央古代の森内にあるハス園が有名ですね。

熊本市の動植物園にも大賀ハスがあります。3〜4年に一度株分作業をしていて、一畳ほどの広さですが、レンコンを傷めないように手掘り作業なので、職員の方は筋肉痛になるほどだとか。レンコンの行方も気になりますが、動植物園の大賀ハスは植物ゾーンの藤棚北側にあります。

調べてみると、宇土市や益城町、市内では坪井の遊水地公園にも近所の方が大賀ハスを受け継ぎ、大切に育てて皆さんに解放されてるところがあるようです。有り難いことです、大切に繋いでいきたいですね。