■芳村思風語録より④ラスト

まだまだご紹介したい言葉がありますが、今回でラストにしたいと思います。
ご紹介したい言葉は―
「完璧をめざすな、不完全を楽しみ、成長し続ける」

完璧な人間はいない、だから成長できる。
人間は不完全だから、完成や完璧でなくてもいい。
神さま、仏さまは完璧。
完璧になると、人間ではない、神さまや仏さまになる。
人間ではなくなる。人でなくなるということで「人でなし」になる。

完璧にならなくてもいいけど、変化し続けること、完璧をめざして、成長し続ける
ことが大切なのです。
変化し続けるためには、感性で問い続けること。
感性は問う力。理性は答えを出す力。感性で問い、理性を使って答えを探す。
答えを持つことは大切。もっと大切なのは「これでいいのか」と問い続けること。
出てきた答えに縛られないこと。常識に縛られないこと。理性に縛られないこと。

縛られると、違う考え方の人と対立する。違う考え方の人を説得しようとする。
相手の考え方、意見のいいところ、自分の考え方にないところを取り入れて
自分の考え方、意見を成長させる。
真理も、ひとつではない。答えも理念も固定させる必要はない。
違う考え方、意見を受け入れることで対立はなくなるのです。



この数年、自分はどうありたいかという、「あり方」について考えることが多くなりました。
この冊子に書いてある言葉一つ一つに、励まされ、気づきを与えれられています。
自分にこれでいいのか?と問いつつ、変化し続けていきたいと思います。