■廿日市のけん玉
最近テレビで「けん玉大会」や芸能人が器用にけん玉を操っているのを
見かけます。昔は各家庭に一個は遊び道具としてあったけん玉。
一度は誰もがトライしたことと思います。
その「けん玉」の発祥の地が広島県廿日市市です
廿日市市は古くから木材の集積地として栄えていて現在も木材の集積地です。
当時は軸である剣と玉しかない簡素な形だったものを「江草濱次」という職人さんが改良し、左右に皿を取り付け誕生したのが、現在のけん玉で「日月ぼ-る」と言われています。廿日市市では1921年からこの「日月ぼ-る」の生産を始め、昨年で100周年になりました。
競技用・練習用・お土産用などたくさんの種類があり1970年代には年間30万個以上のけん玉が生産されていたそうです。
一時下火になっていましたが、2001年に復活しました。
毎年7月には「けん玉わ-るどかっぷ廿日市」が行われ世界中からけん玉名人が集まるそうです。
                    (ダスキン喜びのタネまき新聞より)