●生物図鑑
本屋さんの図鑑売り場には、学習図鑑や、色鮮やかな写真と共に興味ある解説でおとなも
子供も満足できる生物図鑑や植物図鑑が並んでいます。
写真を見てるだけでも楽しいので贈り物などにも最適です。
いろいろある図鑑の中から専門家が選んだ生物図鑑が日経新聞プラス1に掲載されていたので
上位5までご紹介します。

もっと美しき小さな雑草の花図鑑 (出版社・山と渓谷社)
「雑草という植物はない」。日本植物学の父、牧野富太郎博士の言葉です。身の
まわりの小さな植物にもそれぞれ際立つ個性がある、との真意が含まれる。
この小ぶりの図鑑を開けばだれもが納得できるだろう。
指先にのるほどの小さな花の拡大写真はどれも、黒色を背景にまばゆい輝きを放つ。15㎝四方の手に取りやすいサイズなので、プレゼントとしても良い。

 ②リアルサイズ古生物図鑑 (技術評論社))
 はるか昔に絶滅した古生物がもし現代によみがえったら。そんな楽しい
 想像が膨らむ3次元イラスト図鑑シリーズの第3作。私たちの日常生活に
 現れた生き物たちはどこかくつろいだ雰囲気。遊び心のある解説文で
 「この場面のあとどうなる?こんな子が家にきたらどうする?」とおもいを
 めぐらすのも面白い。
 ③世界で一番美しいアシカ・アザラシ図鑑(創元社)
 まずカバ-写真にあるウエッデルアザラシの安らかな寝顔に心をつかまれる。
 ぺ-ジを繰ればセイウチの巨体が折り重なるコロニ-の迫力に圧倒され、
 ヒョウアザラシのどう猛な表情から伝わる野生の厳しさにおののく。
 アザラシの生き生きとした姿をとらえた写真に加え「研究者のコラムも充実
 して図鑑としての情報に厚みを与えている」。
 「美しく愛らしい生き物を守る為には、との問いを立てずにいられない。
 ④世界のふしぎな木の実図鑑 (創元社)
 自然は手の込んだ現代あ-トの創作者だ。奇抜なフォルムや強烈な色彩。
 「知ってるつもりの木の実にも驚くようなバリエーションがある」
 世界各国で集めた約300種の迫力ある写真。実物 を拾いに行きたくなる。
 確かに実物を拾ってみたい。
 ⑤OCEAN LIFE図鑑 海の生物 (東京書籍)
 見開きを生かした写真などダイナミックな構成の大型本。
 地球の7割に及ぶ海岸の多様性がいかにして生まれるか多角的に解説し
 てくれる。
 岩石海岸、サンゴ礁、外洋等の章立てで「生き物が生息環境に適応して
 備えたユニ-クな機能に着目している。