●ウツギの花

「卯の花の におう垣根にほととぎす 
      はやも来鳴きてしのび音もらす 夏は来ぬ」


誰もが口ずさむ唱歌「夏は来ぬ」の歌詞です。
この歌に出てくる「卯の花」とはアジサイ科・うつぎ属のうつぎの花で
初夏に咲く白い花として古くは万葉の時代からホトトギスとともに詠まれてきたそうです。
「卯の花」がなぜ「ウツギ」?           
調べてみると・・・
旧暦4月(卯月)今で言う5月~6月に咲くことから「卯の花」=卯の花と呼ばれるようにな  ったそうです。
名前の由来は茎の中心が空洞なので「空木』(うつぎ)と付けられたそうです。
昔は家の境界線として生垣に使われていたそうです。
 熊本市内では既に散り始めていますが阿蘇地方では純白の色々なウツギの花が見頃を 迎えているようです。
ちなみに花言葉は 古風・風情・秘密だそうです。
                         (kumatomo・美しい花言葉、花図鑑参照