■ときの記念日
少し前に横山代表から教育勅語の口語訳を見せてもらい、いいこと、当たり前の事が書いてあるなと感じていました。年が明け、お年玉で子供が数冊本を購入してきた中にこの「復刻版 初等科修身」という本がありました。
帯に”GHQが黒塗りした禁断の教科書”とあったのでパラパラとめくりました。
時の記念日について書かれたところを読んで、やはりいいことが書いてあるなと感じました。そのまま紹介したいと思います。

六月十日は時のきねん日です。
この日は今から千三百年ばかり前に、天智天皇がごじしんでお作りになった水時計で、始めて、みんなに時をお知らせになった日であります。
天智天皇の、お作りになった水時計というのは、水のもれるしかけで、時をはかる時計です。
今でははしら時計や、おき時計や、うで時計や、たくさんあって、正しい時を知らせてくれますが、昔に人は時を知るのに、いろいろと工夫したものであります。
しかし、どんなりっぱな時計があっても、私たちが、時を知るだけでなく、時を正しく守るように、心がけなければ何もなりません。


学校の授業は、時間通りにおこなわれます。家にかえっても、おさらいとか、運動とか、ごはんとか、みんな時をきめて、それをよく守らなければなりません。そうでないと、人にめいわくをかけるばかりでなく、からだを弱くしたり、病気になったりします。
時を守ることは、やさしいようで、なかなかむずかしいことです。時計を見るたびに、私たちは、正しく守るように心がけましょう。
時のきねん日をきねんして、みんなで、きまりよくくらすように心がけましょう。

小学校3年生向けに分かりやすく時間のことが書いてありますね。時間を守るのは大人でも難しいことがあります。
本自体は小学校6年生まで向けた修身が紹介してあります。自国の成り立ちなども書いてあり、じっくり読んでみようと思います。
いろんなところで、教育の崩壊、再編の声をききます。昔の教育を知ることも大切かな、気になるなという方は手に取ってみてください。