■きみがらスリッパ |
良馬の産地として有名な青森県十和田市 馬の飼料用としてデントコーンと言う品種のトウモロコシが 盛んに栽培されていた。 皮は大量に捨てられていたため、それを勿体ないと農家の お母さん達によって生み出されたのが「きみがらスリッパ」です。 「きみ」は青森の方言でトウモロコシ/その果皮から作られるので 「きみがらスリッパ」と名付けられた。 |
|
特徴は 一足120g位しかない軽さ。柔らかくてしなやかな事 ・ 通気性と保湿性がよく、 ・ 夏は蒸れずにサラッと涼しく冬は暖かい。 ・ 白く光沢のある風合いに加えぷっくりした丸い形で履くほどに 足に馴染む。 今では「きみがらスリッパ」専用にデントコーンを栽培しているそうです。収穫したトウモロコシは皮を1本1本丁寧にはぎ取って2週間位乾燥させてその後、長い短い、厚い薄い、など種類ごとに選別され、好みに応じて染色する。そして編み込みが始まる。 |
ベテランの人でも 一足作るのには丸1日かかるそうです。 1996年に青森県の伝統工芸品に認定されました。 とても素敵なスリッパで履いてみたいですね。 ダスキン喜びのタネまき新聞より |