■ペットボトル温灸 |
夏の疲れを引きずっている方が多いそうです。 涼しくなったかと思えば、猛暑日のような暑さ。昼の日差しもきびしいですね。 クロワッサン10/10特大号に「夏の疲れが抜けきれないこの時季にちょっと熱めのペットボトル温灸で心身を整えましょう!」ということで、掲載されていたペットボトル温灸を紹介します。 ●用意するもの・・・・・・ホットドリンク用のペットボトル350mlのもの。60℃~70℃のお湯。 (水100mlを先にいれ、熱湯を200mlいれるとだいたい70℃。) ●注意点・・・・・・・・・・服の上からではなく、直接肌(ツボ付近)にあてる。刺激するツボの順番は必ず守る。 1日に刺激するのは、お悩み2つ分までに留める。いずれも守らないと、灸当たりで翌日だるくなったり クラクラしたりすることがある。 |
食欲がないという方に(①⇒③の順番を守る) ①足三里(あしさんり) 膝のお皿の下の外側のくぼみから指4本分下の外側にある足三里。膝を立てて座り、その辺りにペットボトルの側面を押し当てる。熱いと思ったら離すを3~4回繰り返す。反対も同様に。 |
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②上から膈兪・肝兪・脾兪(かくゆ・かんゆ・ひゆ) 背骨の左右、指2本分外側のライン上で肩甲骨の下からウエストラインの上までにある3つのツボをペットボトルの側面を使い上から順にずらして刺激。左右ともに行う。 | |
③中かん(月ヘンに完) 最後はみぞおちから、おへそを結んだラインの真ん中にある中かんにペットボトルの底を当てる胃の調子を整えてくれる。ふたの部分を握ると熱くない。 |
目覚めが悪いという方に(①⇒③の順番を守る) ①膈兪(かくゆ) 肩甲骨の下側を結ぶライン上で、背骨の左右2本分外側が膈兪。ブラジャーの高さくらい。ペットボトルを当て、熱いと感じたら離す。3~4回繰り返したら反対側も。 |
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②膏肓(こうこう) 肩甲骨の端に当てるイメージ。ペットボトルのふたを握り、背中に持っていく。ペットボトルの側面をポンポンと押し当てる。熱いと感じたら離す。3~4回繰り返したら、反対側も同様に行う。 | |
③足三里 膝のお皿の下の外側のくぼみから指4本分下の外側にある足三里。膝を立てて座り、その辺りにペットボトルの側面を押し当てる。熱いと思ったら離すを3~4回繰り返す。反対も同様に。 |