■カサブランカと朝顔 

 水引を再開しましたと紹介させて頂いてから、あっという間に1年経ってしまいました。途中、熊本地震もあり、先生のお店兼教室だった店舗は退去せざるをえなくなり、教室も中断していました。久しぶりに、最近出来たカサブランカと、写真を撮り損ねて、再度作成中の朝顔をご紹介します。

 2カ月くらいかかり(遅いほうです)、やっとカサブランカが出来ました。
1つの花に花びらが6枚、1枚の花びらを作るのに水引を2本使います。なので、1つの花に12本の水引が必要です。そして、葉っぱも、1枚に2本使います。今回は葉っぱにも12本ほど使いました。花びら、花弁、を作り花を1つ完成させて、葉っぱを作り構成を考え、1本の花にしていきます。
 一番難しいのは構成です。下手でもいいから、しっかりスケッチをするようにと先生に言われます。花や花弁はネットでも、すぐ確認できますが葉っぱや花のつきかた等、自分の見たいところを、ネットで探すのは困難です。
 次に朝顔ですが、花と葉っぱだけ載せていますが写真左が松結び。
その松結びを3本の水引で編み、それを5つ作ってつなげたものが次の紫色の写真で花となります。
見えにくいですが、白い水引で花弁も作っています。そして3番目の写真が亀の子結びといいます。
緑色で編んでいるのは葉っぱですが手前から奥に向かって、5本で亀の子結びをしたもの、4本、3本と本数を減らして編み、葉っぱの大きさを変えています。
本数をかえたり、ゆるく編んだりきつく編んだりすることで、表情に変化が出ておもしろいです。

先生の本も2冊書店に並んでいますので、興味のある方参考にされてください。