■軍艦島クルーズ

 夏休みに、家族で軍艦島クルーズに行きました。
熊本を出発したころは、小雨がぱらつき曇りで、ちょうどよかったと思っていたのに長崎について間もなく晴れてきて、乗船するころはカンカン照りでした。それでも海風は気持ちよく子どもにとっては初めての船で楽しかったようです。

 長崎港から40分弱で軍艦島に到着しました。上陸人数と時間が決まっており(私たちは15:30)前の回の船が島を出るまで、船で島の周囲を移動しながら説明を聞きました。
 軍艦島というのは通称で、端島(はしま)というのが島の名前です。
この日は海は穏やかでしたが本当に熱中症になりそうなほど暑くて、記憶がとんでいるのですが島全体が世界文化遺産というわけではない、という事実を初めて知りました。島には病院、学校、娯楽施設もあり、多い時は5000人以上の人が生活していたそうです。建物の中に入ったりというのは出来なかったのですが今でも、学校から子どもの声が聞こえてきそうな感じでした。
 写真にもありますが、神社の鳥居がみえます、小学校、中学校、最上階が保育園だったという建物もみえました。鳥居の右上のほうにある建物には三菱の幹部の方々が住んでいたそうです。また、屋上緑化を日本で最初に始めたのはここではないかという話もありました。島には真水がなく大変だったようですが、子どもたちの情操教育のため緑が必要ということで植えたのだそうです。
 島での生活を撮影したものがあるのなら、みてみたいです。

1年を通して海が穏やかな日は少ないと聞いたので上陸出来てよかったです。