■ 貧 血

 先日、初めての人間ドックに行ってきました。
案の定というか、もしや・・・と思っていたことが、その通り結果として
出てきました。貧血(これは、いつも引っかかる)と血糖値。
自覚症状のないまま、糖尿病になっていた、という主婦が多いと以前ラジオで
いっていたのが頭にあったので、もしかしたら?と気にはなっていたのですが。
おまけに、この人間ドックの1週間前には喘息と副鼻腔炎の診断。
何だか今までのツケが一気にやってきた感じです。
 貧血がすべての症状の根っこのような気がしたので帰宅して早速、以前
購入した「鉄分とれれば元気できれいに!」今泉久美著を読み返しました。
貧血の原因も程度も人それぞれなのですが、本に書いてある
貧血対策10カ条を先ずはご紹介します。

 1.主食はご飯を中心にする。
 (日本人の体質にはお米が何より合っています)
 2.たんぱく質は毎食欠かさずにとる。
 3.緑黄色野菜を多めにとる。
 4.果物は1日1回は食べる。
 (ビタミンCの豊富なイチゴや酸っぱい柑橘類がおすすめ)
 5.レバーは月に1度生理の後には必ずとる。
 (失われた血液成分をダイレクトに補給できる)
 6.3度の食事はきちんととる。
 (朝食から夕食までを12時間以内にとれれば理想的)
 7.食欲のないときほど、体が欲している料理を食べる。
 8.食後の濃い緑茶は控え、便秘予防に水をよく飲む。
 (起床時と就寝時に飲むコップ1杯の冷たくない水が効果的)
 9.体を温める。
 (軽い運動や、腹式呼吸などを毎日の習慣にしましょう)
 10.睡眠時間をしっかりとる。
 (貧血改善に必要な細胞の新陳代謝を促す成長ホルモンも睡眠中に分泌
  される。あなたに必要な睡眠時間をしっかりとりましょう)
 
 貧血は鉄剤を飲めば解決するといものではなく、自分がどのタイプの貧血かを知ることが大切です。
女性に圧倒的に多いのが鉄欠乏性貧血ですが、赤血球が壊れやすくその寿命が短いために起こる
溶血性貧血、先天的に血液成分が減少して起こる再生不良性貧血などがあります。この場合食生活の
改善だけでは治癒は難しく、専門医との二人三脚が不可欠です。また、腎臓や肝臓の病気、骨髄腫瘍
胃がん、大腸がん、膀胱がんなどによる貧血もあります。
健診で貧血が分かったら、必ず医療機関を受診しましょう。
 食材に気をつけて料理をしていても、甘いものの取り過ぎで体調不良になっては元もこもないので
バランスを大事に丁寧に生活しなければと肝にめいじた、この数日でした。

                                        (「鉄分とれれば元気できれいに」今泉久美著 より 抜粋)