■おひな様めぐり

  早くも、五節句のひとつ桃の節句がやってきます。
 昨今、いろいろなところでおひなさまめぐりが催されていますが、今日は
 福岡県うきは市筑後吉井の「おひなさまめぐり」をご紹介します。
 会期中はおひなさまをみてまわるだけではなく「凧びな作り」「雛こけしの
 絵付け」、「折り紙おひな様作り」、「飾りビン作り」、「和ろうそくつくり」
 まだまだいろんなことが企画されています。
 総合案内所「土蔵(くら)」では故・金子文夫氏(吉井町出身の郷土史家・
 収集家)秘蔵のおひな様や江戸時代の珍しいおひなさまが展示され
 ゆっくりと筑後の町を散策してはいかがでしょう!
 
    会期は2月8日〜4月3日(木)
    詳細は筑後吉井おひなさまめぐり実行委員会事務局
    うきは市観光協会  (0943)76−3980
    http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/imgkiji/pub/
    detail.aspx?c_id=69&id=26&pg=3

 *期間中、スイーツめぐりも開催!

 * 五節句とは*
@ 1月7日(七草の節句) / 名称 人日:ジンジツ
七草粥を食べる日。邪気を祓って1年の無事を祈る。
A 3月3日(桃の節句)  /  名称 上巳:ジョウシ
禊をしてけがれを洗い身代わりの人形に汚れを移して河川・海などに流す。
江戸時代以降「ひなまつり」として定着した。
B 5月5日(菖蒲の節句 )/ 名称 端午:タンゴ
五月最初の丑の日「薬草つみの日」であり薬草としての菖蒲が「尚 武」の音に
通じるとして男子の立身出世を願う行事として転化していった。
C 7月7日(笹の節句)  / 名称 七夕:シチセキ
有名なおりひめとひこぼしの伝説は中国から伝えられたもので日本にも
「棚機つ女」(たなばたつめ)の伝説があり双方が結びついて七夕の節句となった。
D 9月9日(菊の節句)  / 名称 重陽:チョウヨウ
九は「陽数の極」にあたり非常にめでたいと言う意味。
中国の風習(この日に菊の花を飾り邪気を祓って長寿をいのる。)
宮中では重要な節句となっているが、あまり定着していない。