■森の長城プロジェクト

  東日本大震災の瓦礫処理は、受入れ賛成・反対と意見が真っ二つにわれて、処理が
 なかなか進まずにいます。そんな中で、この森の長城プロジェクトというのを知りました。
 目標は青森〜福島県の総延長300km、幅30m〜100m、高さ10m〜15m、の残土と
 瓦礫を利用したマウンドに30cmのポット苗を植林し、潜在自然植生の、本物の森を
 つくるというもの。ポット苗は一つ300円。それを9000万本植えると目標達成。植樹後、
 2-3年は下草処理が必要だが、その後は不要。現在。国民一人ひとりから、寄付を
 募っている。
 
  なんと、このプロジェクトの主宰は、細川元首相、脚本家の倉本聰氏など。そして
 森づくりのプロフェッショナル、横浜国立大学名誉教授・宮脇昭氏が、中心となり
 このプロジェクトを進めています。

  宮脇教の森づくりは「宮脇方式」とよばれ、土地本来の植生をポット苗を用いて
 植える方法で本物の森をつくっていくのです。国内外1700ヶ所で、この森づくりを
 実践しているそうです。



宮脇昭 氏

  この記事を伝える冊子にはプロジェクトが様々な利権が絡み、膠着化していると
 ありましたが、多くの人に知ってもらい成功すること願っています。
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