■ジュディ・オング倩玉木版画の世界展 |
熊本県立美術館分館で行われているジュディ・オング倩玉 木版画展にいってきました。 初日はトークショウとサイン会があるというので勿論初日に。 「花」と「日本家屋」というテーマで大作が数多くあり、素晴らしいものでした。 日展の入選作「鳳凰迎祥」は池に映る夕暮れ時の鳳凰堂灯りに照らされた 阿弥陀様の神々しい姿を見て胸が一杯になりその幸せを版画にしたそう です。その通り神々しいものを感じました。 |
「椿(小・処女作)」1976年 |
トークショーはスタッフの質問に答える形で進んでいったんですが、お話も とても上手であっと言う間に時間が過ぎていきました。 多忙ななか、いつ版画をされるんですか?という質問に 「1年の計をたて「この時期には歌を」「この時期にはお芝居を」「この時期には 版画を」と力をいれるところを決めすべてを平行しながらやっている。 時間は作るものですよ。」と。 それと、やってみたい事をまずはやってみる、それがあわなかったら止めれば いいし、よかったら続けたらいい、そして静かに人生の幕を引きたいと話された ことが年の近い私としては印象深いことでした。 |
テレビで見るように綺麗な方でしたが親しみやすいジュディ・オング 倩玉さんでした。版画展は11月4日まで開催されて いるので是非足を運ばれてみて下さい。 |