■台北の旅〜九分(キュウフン)〜
 夏休み、台北中心に台湾旅行に行って来ました。映画『悲情城市』の舞台となった九分を訪れました。
台北からバスで50分位行くと、山肌にくっつくように街並が広がります。戦前、金山でにぎわっていた街は、閉山とともに衰退したため昔の街がそのまま残されていて、山の上に突然現われる不思議な光景にまるでタイムスリップしたかのようです。
                
        展望台から見下ろした風景          沢山の店で賑わう            夜になると灯りが付き、
                                                            幻想的な光景に
 縦横に伸びる細い路地や石段にいくつもの店が並び、色んな匂いがします。お茶屋さんや、カフェと言ったおしゃれな店の間に、店先で手作りをしているお菓子屋さん、団子屋さん、とても活気がありました。
   
      名物の芋団子
←花生捲
ピーナッツとアイスを包んでクレープで巻いたもの♪

伝統的なお菓子にちょっとアレンジしたものなどたくさんのお菓子があります。
 九分は宮崎駿『千と千尋の神隠し』の舞台と言われています。右下写真のお茶屋さんで台湾式お茶を飲みました。どの店も高台にあるので窓からの見晴らしは最高です。高山でできた凍頂烏龍茶は香りがよく、日本と違って茶葉が長持ちするので何杯でもおかわりができます。


カオナシのモデルと言われています

湯バアバのいた温泉のモデルとされるお茶屋さん
 台北ではいま大々的に地下鉄工事が行われていて、主要道路はあちこち工事中です。7年ぶりの台北は、上を見上げると高層ビルが建ちすっかり都心のようでしたが、下に目をやると相変わらずバイクだらけ、荒っぽいタクシーだらけ、命がけ(?)で歩道を渡ったりするところ、変わっていません。どこか懐かしい光景があちこちに見られて、ホッとします。次回は台風の影響で行けなかった台南に行ってみたいです。