■焼き鯖寿司と柿の葉寿司
 
 以前『街道を歩く』という番組で、福井県若狭から京都までの鯖街道を実際に歩くというのがありました。街道に興味はなかったのですが、羽田空港の空弁の中に若狭の焼き鯖寿司を見つけて以来ハマっていたので、興味深かったです。
 焼き鯖寿司は、脂がのって身も厚い鯖と間のシソの葉、酢飯がマッチしてとても美味しいです。コンビニで買ったり、おとり寄せもします。
 焼き鯖寿司自体の歴史はまだ浅いようなのですが、福井と言えば鯖!その若狭と鯖の歴史は古いです。越前に出かけた時、ついでに若狭まで足をのばしたのですが、やはり地元で食べるとおいしかったです。
お取り寄せ先⇒若狭廣島屋 http://www.pfd-inc.co.jp/

 ※鯖街道・・・かつて若狭で獲れた鯖は一昼夜のうちに京の都に運ばれました。  
  一塩した鯖は、京に付く頃にはちょうど食べごろになっていたといいます。
  若狭→京都へ。いつの頃から人はその道を鯖街道と呼ぶようになりました。
 
 柿の葉寿司。熊野に行ったとき、「柿の葉寿司」という旗をたくさん見かけました。当時、キャンプに行く途中でお腹がすき、店を探していたのですが、食堂もコンビニも見つけられず、寿司の気分ではないものの、旗にひかれて仕方なくお店に入りました。10個注文すると、小さな四角い笹の葉に包んだものを折りにいれてくれました。聞くのも見るのも初めての柿の葉寿司。笹の葉を開くと、中からサケと鯖の押し寿司が出てきて、あっという間に10個食べてしまい、また行った先で10個買って食べました。
 こちらは先に本場で出会ったのですが、天狗でも出てきそうな熊野の深い森の風景と相まって忘れられない味になりました。