■冬のスキンケア |
暦の上では立春を迎えたものの、厳しい寒さが続いています。 寒いばかりか、乾燥肌で困っている。という方も多いのではないでしょうか。 今の人は、洗い過ぎが原因で肌のバリア機能を壊してしまい乾燥肌を引き起こしている。 とも言われます。乾燥肌を予防するコツを少しご紹介したいと思います。 |
@手洗い 外出時や食事の前の手洗いは石鹸で、トイレのあとは石鹸なしで洗う。 手洗いの後は、すぐにタオルで拭いてハンドクリームを塗ると、肌の水分が蒸発するのを 防いでくれる。 ちなみに、私はこの時期ハンドクリームを塗り手袋をして寝るのが日課です。 A衣類 肌を乾燥させないのは、素材自体が水分を含む、綿や麻などの植物性繊維です。 フリースなどの化繊は肌の水分を奪ってしまいます。ウールやシルクも動物性繊維なので あまり水分を含みません。素肌に触れるものは綿素材が安心。 B石鹸 殺菌効果や抗菌が声高に言われていますが、元々、人間の肌には無数の菌が共存している のです。殺菌ソープはそのバランスを崩してしまうので、普通の石鹸がオススメです。 他にも市販のウェットティッシュやお尻拭きの多くは防腐剤や防カビ剤、アルコールを含 んでいるため肌への負担になることも。 C部屋の湿度 30%を切ると肌の水分が蒸発します。よく言われることですが、濡れたタオルを干したり 加湿器を使って湿度を調整することが大切です。 D薬 乾燥してかゆみを引き起こしますが、市販の薬をむやみに試し薬でかぶれて皮膚科を 受診する方も多いようです。自己判断で使うならワセリンが一番オススメです。 かゆみ以外にも、切り傷や軽症のヤケドなどはワセリンを塗ってガーゼ等で保護し 2、3日様子を見る。それでも治らない時は皮膚科を受診しましょう。 |
身体を洗う回数も足や腕は3日に1回、皮脂分泌が盛んな頭や顔、胸や背中だけ 毎日洗いましょう。10歳以下の子供なら週に1度でも大丈夫だそうです。 ナイロンタオルより綿タオルやガーゼ、ボディソープより石鹸を使いましょう。 日々の生活で何気なくやっていることが原因になっているかもしれません。 ほんの少し変えてみませんか? (雑誌:エコマムより抜粋) |