■オリーブオイル
  
  先日、よく利用する自然食料品店さん主催のイタリア家庭料理の講習会に友人と参加した。
 講師は福島県でオルチョ・サンニータという美味しいオリーブオイルを輸入・販売されている朝倉玲子さん。
 この時ショートパスタ2種を含め、5,6種類の料理を食べたが調味料は「オリーブオイル」と「塩」のみ。
 たった2種類の調味料で、こんなに美味しいとは私も含め参加者全員、大絶賛だった。
   早速、オリーブオイルの正しい使い方を習って来たので、ご紹介します。
 1.“エキストラバージンオイル”を使用する。
 2.加熱したフライパンやお鍋にオイルを注がない。
 3.3ヶ月程度で使い切る。
 4.使う時、ケチらない。
 他にもあったかもしれないが、頭に残っていたのは、この4つ。
   この、2の加熱したフライパンやお鍋にオイルを注がない。
 皆さんはどうですか?今回の参加者の中でも、大半の方が熱したフライパンに
 オリーブオイルを注いでた。やってはいけない一番の理由として、せっかくのいい
 オイルを酸化させてしまうから。だそうだ。
  料理をする時も、この時はクリームソースを作ったがフライパンにオリーブオイルを
 (ケチらずに)注ぎ、玉ねぎを入れ、オイルと絡めてから、やっと火を点けます。そうすると、
 オイルの温度が上昇しないので、オイル自体の組織も壊れずに済むのだそうです。
 そして、炒めながらジュージューと音がして来たら、いつもより多めの塩と少しの水を加え
 “蒸し煮“に。長時間、透きとおるまで玉ねぎを炒める必要もなく、ガス・電気代の節約にもなる。
 ということです。
  それから、次に多かったのが1の“エキストラバージンオイル”を使う。“ピュアオリーブオイル”との
 違いが分からない。でした。
 簡単に言うと、ピュアオリーブオイルは、オリーブオイルのサラダ油。エキストラバージンオイルとして
 認定されなかったオイルを集めて、薬品を使って精製し本来の風味も取り去られた、まっさらの油。
 そういう意味で「ピュア」なのです。ピュアオリーブオイルを使うより、果実油(菜種、ごま、コーン等々)を
 使う方が身体にはずっといい。と、朝倉さん。
 ということで、オリーブオイルを使うなら「エキストラバージンオイル」を!
  ちなみに朝倉さんのHPはこちら→http://www.orcio.jp/レシピも掲載されてますよ!