■お茶の豆知識

   知っているようで知らないお茶の保存方法から茶がらの活用法まで、ご紹介したいと思います。
 先ずはお茶の保存方法から。
  @お茶の保存方法
  お茶の大敵は直射日光と湿気です。内側がアルミやステンレス、銅、すず製で密閉
 できる中ぶたがついた茶筒に茶葉を移し替えて冷暗所に保存しましょう。
 夏なら1ヶ月で飲みきるように。また、未開封の茶葉を冷蔵庫に保管するなら、
 飲む半日前に取り出し、常温に戻してから開封すること。
   A古くなった煎茶
  どうしても、封を開けた茶葉が残ってしまうこと、ありますよね。
 そんな時は、レンジでチン!美味しい自家製ほうじ茶の出来上がり。
 残った茶葉3〜4gを小皿に均等に広げます。電子レンジ(900Wで約1分半)で加熱。
 でも、加熱しすぎると発火する恐れもあるのでご注意を!
 その他、キレイに洗ったフライパンで茶葉を煎る方法もあるようです。
  Bティーバッグのおいしい淹れ方
  カップにそのままティーバッグを入れてお湯を注いでいませんか?
 淹れ方は普通の茶葉と同じです。急須に人数分のティーバッグとお湯を入れ、急須のフタ
 をして1分程度蒸らしてからお湯のみに注ぎます。
  C寝る前には玄米茶やほうじ茶を
  夜眠る前には、温かい玄米茶やほうじ茶がオススメです。いずれもカフェインやタンニン
 の含有率が少なく苦味や渋みがあまりないからです。
 反対に、スッキリ目覚めたい時は煎茶が向いているそうです。眠気を払って脳の働きを
 活発にしてくれるカフェインがたっぷり含まれていて、高温のお湯で香りを強く引き出した
 一杯は体も気分もしゃきっとさせてくれます。
  D茶がらをとことん活用
  飲み終わったあとの茶がらにはたくさんのビタミンCや食物繊維が残っています。
 抗菌作用や消臭効果もあります。例えば、お湯を張った洗面器に1回分の茶がらを入れ、
 洗顔後にパッティング。ビタミンCが溶け出しているので、日焼けした肌におすすめです。
 また、脱臭剤として乾燥させた茶葉を冷蔵庫やクローゼットに入れておくのも効果アリです。
                           
                                   - 日経BP社 エコマムより抜粋 -