■熊本城築城400年祭
  
   日本三大名城の一つに数えられる熊本城。加藤清正が7年もの歳月をかけて
 慶長12年(1607年)に築城しました。そして今年は築城400年に当たり色んな
 イベントが開催されています。
 3月から始まった「花絵巻」、4月から5月6日までの「春絵巻」が先日終わり、
 8月からは「夏絵巻き」、10月からは「秋絵巻」、12月からの「冬絵巻」と続きます。
 そして平成20年3月からはエピローグ「未来へ」と各種舞台芸術が披露されます。
 地元の方も熊本城再発見してみませんか?
 シンボルキャラクター「ひごまるくん」とても可愛いいです→。

ひごまるくん
 <熊本城の豆知識>
【首掛石】
数人がかりでも運べなかった凹型の石を、怪力の持ち主・横手五郎が楽々と抱え
2Kmもの距離を運んで来ました。実は五郎の父である木下弾正は、かつて清正と
一騎打ちをして戦死した武将で、五郎は仇打ちのため城づくりを手伝っていたのです。
しかし、そのことが明るみに出て五郎は石運びから井戸掘りへと仕事を変えられて
しまいます。そして井戸に入っているときに生埋めに・・という悲しい話もあります。
 【長 塀】
 坪井川に沿うように、東の平御櫓(ひらおんやぐら)から西の馬具櫓(ばぐやぐら)
 まで242.44mの塀が続いています。これは、日本で現存する城郭の塀の中では
 一番長く、国の重要文化財でもあります。
【地図石】
表面を平らに加工し隙間なく組み上げられた石組み。ここだけは熊本城の中でも
“特異な石組み“となっているようです。そのため、日本地図、城の平面図、城下町図
という説、また、1769年の絵図には「御待合」とあることから、数奇屋丸(遊興の場)へ
案内するための待合所という説や、99個の石が組み合わさっているため城の長寿を
願ったもの等、様々な説があります。
 
 熊本城公式ホームページ  → http://www.manyou-kumamoto.jp/castle/