■めでたい魚「鯛」

  新年度を迎える4月、お祝い事の多い時期になりました。
 そこで祝宴にかかせない「タイ」について日経ビジネス・日経プラス1に
 それぞれ掲載されていたので、ちょっとご紹介します。
   
  タイは古くから日本人に食されてきた魚で、江戸時代には勇壮な姿と縁起物とされ
 赤色の身が武士達に好まれ「人は武士、柱は檜、魚は鯛」などと呼ばれていたそうです。
 栄養面からみても、低脂肪、高蛋白質で、脂肪分は血中総コレステロール値や
 中性脂肪値を下げ、血栓ができるのを防ぎます。更に、魚の脂肪は肉の脂肪に比べ
 体脂肪になりにくく、疲労回復と体力増強にも有効。目玉近くはコラーゲンが多く肌を整える。
  近年養殖物が普及し、値段も天然物の半分位で手に入るようになりました。
 技術も向上し、味も天然物と変わらないようです。日本風にお刺身・煮つけ、洋風に
 ソテー・ホイル焼き、中華風に野菜と一緒に炒め物等、今日の食卓に優れものの鯛を
 一品いかがでしょうか?
                               ―日経ビジネス・日経プラス1より―