■ぬりえ美術館
  
  今、世の中は脳活化ブームで100マス計算、図形ドリル、音読等等
 沢山のものが本屋さんに溢れています。そのなかに子供の頃に誰もが一度はやってみた
 懐かしい「ぬり絵」があります。
 ぬり絵には頭全体、特に前頭葉の血流がよくなり、認知症やうつなどの予防が期待でき、
 「色を塗る」という行為が脳の感情、情動、心を司る部分に直接働きかけるのだそうです。
   大人のぬり絵と並んで可愛らしい「きいちのぬり絵」があります。
  この「きいちのぬり絵」で特徴的なのがアイコンタクト。「きいち」の少女達は
  そのほとんどが塗っている「私」と目が合うように描かれている。それ故に
  ぬりえをしながらこちらを受け入れてもらっているという気持ちよさや、安心感
  をもつことができるのだそうです。
  ぬり絵作家の故蔦谷喜一氏の姪である金子マサさんが東京都荒川区町屋
  に2002年、日本初の「ぬりえ美術館」を開設されました。
  写真でしかみたことがない美術館ですがとてもすてきなところです。

「ぬりえ美術館」のホームページはhttp://www.nurie.jp/ です。
是非一度訪問してみてください。                                        
                                              参考  月刊「茶の間」