☆ 共育塾3期生からのメッセージ ☆


<山本哲也氏>

フィナンシャル情報館(株)
代表取締役

 いろいろな勉強会に出てきましたが、この共育塾は私にとって少し他の勉強会と違っていました。各専門講師からの経営術のご指導もさることながら、一番勉強になっているのは大物経営者との会食の場を組んでいただけるという事です。その大物経営者の生の声が聞くことができ、「こういうときにはこういう対処をした!」とか「従業員のモチベーションを上げる為にこういう取り組みをした!」など、即自社にも応用できるような情報が目白押しでした。そのおかげで自社も大改善へと向かっております。
 また、経営者というのは孤独であり、ときに寂しくもあります。そんなとき3期生また共育ネットワークの仲間がいてくれます。一緒に問題解決の道を探し、アイディアを出し合うことにより正しい道が開けてくるのです。
その人脈こそが今後の経営にとって最大の武器になるはずです。


<下田浩子氏>

(株)味の瑳峨
代表取締役

 (株)味の瑳峨の下田と申します。八代を拠点にお弁当、お惣菜、仕出しを営んでおります。 2年前、父から引継ぎ社長に就任しました。それまでは、社員として製造販売の現場中心の仕事でその日その日の仕事に追われる日々でした。経営者としてどうしていけばよいか見えていませんでした。そんな時、三期生同期の林社長との出会いがありました。林社長から「共育塾」のお話をいただき、即入塾をお願いしました。
定期塾では、塾頭や塾生同士の情報交換、現在抱えている問題、今後の自社への取込みなど意見を交わし本音で話すことができ、お互い叱咤激励しながら成長できる「相互研磨の場」であったと思います。また様々なプロフェショナルの講師の方々の講義があり、私にとりましては、入塾していなければ、今現在も知識として得ていなかっただろうと感謝しております。  
 ゲストとの会食懇談では、普段絶対にお会いできない経営者の方々の貴重な経験談、経営哲学、私たちへのありがたいメッセージを聞くことができました。その度、自らの経営者としての意識も少しずつ変わってきたように思います。1年間多くの貴重な出会いをいただいて学んできたことを無駄にすることなく、「ブラッシュアップ」を繰り返しながら自ら進むべき方向をしっかりつけていきたいと思います。自らが知識を得、実践し基軸をしっかりしていくことで従業員が自信を持って働ける会社に、お客様に安心満足していただける会社にしていきたいと思います。塾頭の横山さんをはじめ塾関係の皆様ご指導、叱咤激励本当にありがとうございました。ご縁に感謝いたします。
 


<林 豊子氏>

(株)山一
代表取締役

 塾頭を通じて共育塾3期生、共育ネットワークの皆様とのご縁に感謝いたします。
社長になって6年。社長業と出産子育てとの両立の大変さを痛感しながら「経営者としての学び」がストップしているのを気にしていたときに「共育塾」の紹介をいただきました。入塾の目的は5つ @経営者としての心構えを学ぶ A社長としてやるべきことを学ぶ B人脈を作る C行政活用の方法を学ぶ D会食懇談会で学ぶ でした。「改めて気付かされる学び」の多いこと多いこと、後継前では「へ〜大事なんだ」程度でも経営者の立場になって再度同じことを学ぶと「だから大事なんだ」とより深く落とし込めます。同じ学びを聴いても立場や年齢、環境が違えば学び力が違うもの、常に学びは必要ですね。
その学びも学び合うメンバーが変わると違った面白さがある、異業種勉強会の醍醐味です。また、グローバルな活躍をなされている経営者の生の声が聴ける会食懇談会も楽しみの一つです。
 現在、行政を活用して共育塾講師に社内カイゼン活動に力を貸していただいています。今後カイゼン活動が社内に根付くよう組織を整えているところです。また、3期生の仲間とコラボで新商品(ギフト)を作り、お客様に喜んでいただいています。
私自身、共育塾に入塾してまたひとつ「ブラッシュアップ」できたようです。



<田島竜一氏>

(有)田島車輌
専務取締役
 今まで経営を行っていく、会社を動かしていくということに関して全く勉強をしていなかった私、漠然とした不安を感じつつも日々の仕事に追われ業務をこなしていく日々を過ごしていた時、この共育塾に入塾することとなりました。共育塾に入塾し、経営を行っていくうえで起こる様々な問題の解決するためのポイント、キーワード、また、これから先をどう考えれば良いか、どう読むか、過去の事例を学ぶとともに、行政活用法、金融機関活用法、過去の実績のある人の考え方や方法を学ぶ中で、自分自身の選択肢も増えましたし、自分自身のレベルも上げることができたと感じております。そして、同期であります三期生、OBの方々、共育ネットワークの皆さんの意識レベルは非常に高く、自分も引き上げてもらうことができたと感じております。何より、自分の近くにそういった方々がいる心強さ、またそういった仲間の大切さも学んだと思います。
 私はこの共育塾での活動は何より楽しかった、面白かったと感じましたし、三期生としては自主活動に入りますが、合わせて、これから先の共育ネットワークとしての活動を非常に楽しみにしております。これから先、みんなのために、社会のために、そしてまた自分のためにもアグレッシブにやっていきたいと思っております。


<佐伯明香氏>

(有)阿蘇デザインファーム
代表取締役
 現在の阿蘇デザインファームを立ち上げる前までは、昔から農業をすると決めていたわけでもなく、ましてや会社の代表をするということも夢にも思わずに活動してきた私ですが、様々な「縁」によって農業生産法人の代表となり、5年目を迎えました。共育塾との出会いは、何もわからないままがむしゃらに農産物の生産、販売、体験農業のイベントなどをおこなってきた3年間が過ぎた時でした。社員もいなかったこともあり、経営者としての自覚がまったくない「私」があることに気づき、経営者としての「イロハ」から学ばなければいけないのでは、と不安にもなっていた時、昔インキュベーション施設でお世話になっていた横山さんから共育塾のお誘いを受けました。
共育塾では経営者としての悩みや立場が違う同期と一緒に一年間学ばせていただきました。横山さんをはじめ、講師の方々、経営の諸先輩の方々、また、同期の方々からのアドバイスや知恵は本当に宝物になりました。共育塾で学んだこと、それは人として大事なこと。経営者として大事なこと。社会の中で企業として大事なこと。単なる経営学ではなく、生の勉強をさせていただきました。そして学ぶだけでなくどのように活かして行くか、その術を学ぶことができました。また、たくさんの縁ができ、その縁こそが一番大事なことなんだと改めて体感しました。
 私にとって、今からが本当の経営になってくるという重要な時期に、「経営とは」「経営者とは」「会社とは」ということを真剣に考える機会を与えていただけたことは本当に幸せでした。これも縁だと感謝しています。
横山さん、共育塾関係の皆さん、そして同期の皆さん、一年間ありがとうございました。そして、今後も共育ネットワークのメンバーとして皆さんと交流し、学んでいけたらと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。



3期生集合写真(修了式にて)